【オフィスの知的生産性を向上させる5つの考え方】知的生産術をレビュー

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

今回は、オフィスの知的生産性を向上させる5つの考え方を本:『知的生産術』を基に紹介します。

この記事は、こんな人にオススメ!

・仕事量が多くて困っている

・「今までそうだったから」と、仕事のやり方が昔から変わっていない

・現状の停滞感をなんとかしたい

本:『知的生産術』とは?

「ライフネット生命」創業者で、現「立命館アジア太平洋大学学長」の著者が、自身の豊富な経験から、「知的生産性」を高める方法を紹介しています。

著者によると、「知的生産性」とは、「自分の頭で考えて行動すること」と言っています。

長時間働いているだけで、評価される時代は終わりました。

バブル期のような高成長が見込めない現在は、いかに短い時間で大きな成果を産むかが問われています。

そのためには、他人の言葉を鵜呑みにせずに、「自分の頭で考える」ことで、個人として成長することが不可欠です。

この本には、個人が成長するためのヒントが、散りばめられています。

今の自分より、少しでも成長したいと思っている方には、是非オススメな一冊です。

オフィスの知的生産性を向上させる5つの考え方

「無くす」「減らす」「代替する」

「その仕事はなくせないか」「なくせないのなら、減らせないか」「他のやり方に代えられないか」

『知的生産術)より
ハナハナ
ハナハナ

今のやり方を、一度見直してみよう。

その仕事をする目的を考え、省略できることはできるだけ省略しましょう。

皆さんのいつも通りの仕事のやり方にも、省略できる作業があるはずです。

長い間、同じやり方で仕事をしていると、例え効率が悪い方法でも、つい今まで通りのやり方で続けてしまいがちです。

一度、「その仕事は無くせないか、減らせないか、代替できないか」という視点で仕事のやり方を見直してみましょう。

何も考えずに、今までと同じ様に仕事をしていても、知的生産性が高まることはないのです。

「常識」を疑ってみる

社会一般の価値観や、常識や、成功体験や、前例を鵜呑みにしないで、すべてを一度くらいは自分の頭で徹底的に疑って考え抜くことが大切です。

『知的生産術)より
ハナハナ
ハナハナ

「当たり前」と思って思考停止していると、いつの間にか取り残されちゃうんだ。

常識だと思っていたことを、なぜそうなのかと自分の頭で考えてみましょう。

常識や価値観というのは、時代や場所によって全く異なるのです。

例えば、少し前までの日本は「年功序列型」と言って、勤続年数によって賃金が決まるシステムでした。

しかし、高度経済成長期の終了により、企業が年功序列型を維持するのが難しくなり、近年では成果主義を取り入れる企業も出てきました。

少し前まで常識だった年功序列型は、今では常識では無くなってしまったのです。

過渡期を迎えている現在では、昨日まで常識だったことが、非常識に変わることもあります。

自分の頭で「腹落ちするまで考える(著者の言葉)」ことが重要です。

「時間の制約」をつける

何かを決断しなければいけないときも、たとえば「10分で答えを出す」とはじめに時間の上限を決めてしまいます。

『知的生産術)より
ハナハナ
ハナハナ

時間を意識するだけで、効率が良くなるんだ。

何をするにも、時間の制約をつけるようにしましょう。

例えば、「◯分以内に終わらせよう!」と時間の制約をつけると、脳の回転数が上がり、結果的に作業効率が上がります。

逆に、時間を気にしないで作業すると、脳の回転数が上がらないため、いつまでもダラダラと作業してしまいます。

教育学者の齋藤孝さんは、常にストップウォッチを持ち歩き、時間を意識しているそうです。

少しでも時間を意識することで、作業効率が劇的にアップしますので、皆さんもよかったらやってみてくださいね。

「データ」を基に考える

自分の成功体験や主観(根拠なき精神論)に頼らないこと。数字、ファクト、ロジックを踏まえて、ゼロベースから新しく発想すること

『知的生産術)より
ハナハナ
ハナハナ

数値にすると、今まで見えなかったものが見えてくるんだ。

経験や主観よりも、データを基に判断するようにしましょう。

経験が長い人ほど、過去の成功体験に縛られ、現実の変化を見逃してしまいがちです。

新しく何かを生み出すためには、過去の成功体験や常識を打ち破り、現状を素直に見ることが必要です。

そのためには、データを基に、ゼロベースから発想することが求められるのです。

「考えても仕方がないこと」は考えない

情報を集め、期限を決めて考え、それでも結論が出なければ、あみだくじかコインの裏表で決めればいい。

『知的生産術)より
ハナハナ
ハナハナ

悩んでても仕方ないもんね。

考えても答えが出ないことは、考えないようにしましょう。

例えばテレビで、「日本の将来はどうなるのか」「今年の株価はどうなるのか」ということが議論されていますが、それらは、考えてもわからないことです。

「考えてもわからないこと」に時間を使うくらいなら、目先のやるべきことに頭を使うべきです。

同様に、過去の後悔や未来への不安に頭を悩ましている人も多いですが、それらも考えてもわからないことですので、もっと別の有意義なことに時間を使うようにしましょう。

おわりに

今回は、オフィスの知的生産性を向上させる5つの考え方を本:『知的生産術』を基に紹介させて頂きました。

変化の激しい今の時代、「自分の頭で考える」ことが重要です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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