【名言11選と感想・内容】本:嫌われる勇気※ネタバレあり(岸見一郎、古賀史健)

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ハナハナ
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本:『嫌われる勇気』を紹介します!

今回は、【 『嫌われる勇気』 の名言11選と感想・内容】を、本:『嫌われる勇気』を基に紹介します。

※本記事にはネタバレが含まれていますので注意してください。

この記事は、こんな人にオススメ!

本:『嫌われる勇気』の名言、感想、あらすじを知りたい

・『嫌われる勇気』が好き

・ハナハナのオススメ本を知りたい

本:『嫌われる勇気』とは?

世界的な心理学者「アルフレッド・アドラー」が提唱した「アドラー心理学」を、分かりやすく対話形式でまとめた超ベストセラー自己啓発書です。

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」というアドラー心理学の考え方を基に、人間関係を改善する方法が具体的に提示されています。

本文は物語形式になっており、誰にでもわかりやすいように丁寧に書かれています。

私自身、人間関係に悩んでいた時に本書を手にして、読んだ後には考え方が大きく変わって、人生が好転するほどのインパクトを与えてくれました。

今まで、何十冊も自己啓発本を読んできましたが、その中で断トツNo.1におすすめできる本です。

興味がある方はぜひ読んでみて下さいね。

【岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著) 】

名言11選と感想・内容

自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。

われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。

本:『嫌われる勇気』 より

アドラー心理学では、過去の「トラウマ」を明確に否定している。

・過去のいじめられた経験から、家に引きこもって外に出ることができない。

・子供の頃に優秀な兄弟と比較されて厳しく育てられたから、卑屈な性格になってしまった。

いずれの例も、一見そうなんだなと納得してしまいそうですが、アドラー心理学では間違った解釈として考えられます。

例えば、家に引きこもって外に出られないのは、引きこもることによって周囲から心配されて「特別扱いしてもらうこと」を目的にしている。

卑屈な性格なのは、過去のかわいそうな自分を周囲にアピールして、同情してもらうことを目的としている。

過去の不遇な環境が現在の自分に全く関係無いということはありませんが、過去の出来事が現在を決定するのなら、いじめられたことがある人は全員引きこもりになってしまうことになりますよね。

アドラー心理学では、過去の出来事で未来が決定されることを「原因論」と呼び、現在の目的から行動や感情が決まることは「目的論」と呼ばれ、「原因論」を否定しています。

「原因論」にとらわれている人は、常に過去の出来事に人生を左右されてしまうため、自分で自分の人生を生きることができません。

今の目的を考えて、過去に何があったとしても、自分で決めることが出来る「目的論」はとても前向きな考え方ですよね。

はぐらかしてはいけません。

はぐらかしてはいけません。短所だらけの「こんな自分」でいることは、あなたにとってかけがえのない「善」、すなわち「ためになること」なのです。

本:『嫌われる勇気』 より

心の中ではいつも「こんな自分は嫌だ。変わりたい」と考えているが、実際には人は簡単に変わることは出来ないし、短所だらけの自分には無理だと思っている。

「目的論」で考えると、 「こんな自分」でいることは自らが望んだことで、実際には「こんな自分」を欲している自分が存在して、変わらないという決断をしているだけなんですね。

「短所だらけの自分」でいることを、他者と関わらない理由にして、自分が傷つかないための言い訳作りに利用しているだけかもしれません。

もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎない

アドラーは、はっきりと指摘しています。「もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎない」と。

本:『嫌われる勇気』 より

他者に自慢をする人は、劣等感を抱えている人である。

人は、現在の状態より向上したいと思う欲求「優越性の追求」を持っています。

健全な状態の「優越性の追求」とは、勉強して学力を伸ばしたり、目標を掲げてそれに向かって努力したりすることです。

ただし、勇気をくじかれて、「健全な努力で現実が変わること」を受け入れられない人は、間違った方向で優越性を追求しようと考えます。

その内の一つが「自慢する」という方法です。

自慢することにより、自らの優位性を他者に強調し、他人より優越性があることを示そうとします。

本来は、自分に自信があれば他者に自慢する必要なんてありません。

自分の優位性を他者にアピールしなければ、誰も自分のことなんて認めてくれないと恐れているからこそ、自慢という方法でしか自分の価値を証明することが出来ないのです。

権力争いに足を踏み入れている

人は、対人関係のなかで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。

本:『嫌われる勇気』 より

自らが正しいと思っていれば、他者がどう考えていようとそこで完結する話である。

アドラー心理学の考え方では、対人関係の中で「私は正しい、相手は間違っている」と考えた時点で、権力争いは始まっていると考えるそうです。

他者がどう考えるかは「他者の課題」で、自分にはどうすることも出来ません。

他者の意見が自分と違う場合には、「こういう意見もあるのか」くらいに考えておけばいいということですね。

ほんとうの愛とは、そういうことです。

人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。

本:『嫌われる勇気』 より

上記は、アドラー心理学的な「愛」の考え方を示した名言。

自由に振る舞える恋人というのはとても貴重な存在ですよね。

付き合い立ての時は、つい相手に良い所を見せようとして背伸びしてしまったり、自分と相手を比較して優越感や劣等感を感じることもあると思います。

結局、自分がありのままの自然な状態でいられることが、相手との最も良い関係ということですね。

自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。

他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。

本:『嫌われる勇気』 より

アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定している。

他者から認められると嬉しい気持ちになりますよね。

例えば、「上司に仕事の成果を認められる。」「両親の期待に沿った大学に進学してほめられる。」

しかし、アドラー心理学では、他者からの承認を求めてはいけないと考えます。

他者からの承認を求めると、他者の期待に沿った行動をするようになります。

そこには自分の意思は存在せず、悪く言えば「他者の期待を満たすために生きている」ことになります。

他者の期待通りに行動しても、最終的に責任を取るのは自分なので、自分の思った通り、自分が正しいと思ったことをすればいいんですね。

経済的に優位かどうかなど、人間的な価値にはまったく関係ない。

経済的に優位かどうかなど、人間的な価値にはまったく関係ない。会社員と専業主婦は、働いている場所や役割が違うだけで、まさに「同じではないけれど対等」なのです。

本:『嫌われる勇気』 より

”人は「同じではないけれど対等」”である。

ドラマなどで、父親が「誰のおかけで飯が食べられると思ってるんだ」と言っているシーンを目にすることがあるかと思います。

確かに、経済力のある父親が家庭内で権力を持っていて、ある程度の横暴が黙認されているというケースもあると思います。

しかし、アドラー心理学では、経済的な優位性は人間的な価値にまったく関係ないと考えます。

例えば、会社員と専業主婦の家庭では、働いている場所や役割が違うだけで、「同じではないが平等」と考えます。

経済力がある者が横暴に振る舞うのは、自分が「経済力がある」という一点のみでしか自身の優越性を示すことができないため、先ほどの「優越性の追求」の考え方のように、自らの劣等感の裏返しの行動であると考えられます。

何よりも、そんな父親は見ていて恥ずかしいですよね。

裏切るのか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。

あなたはいま、「誰かを無条件に信頼したところで、裏切られるだけだ」と思っている。しかし、裏切るのか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。それは他者の課題です。

本:『嫌われる勇気』 より

誰かと深い関係を築きたいなら、相手を無条件に信頼すること。

相手を「無条件に信頼する」と聞くと、「裏切られたらどうしよう」と不安になることもありますよね。

ただ、相手を信頼することは「自分の課題」ですが、裏切られることは「他者の課題」です。

そうやって割り切ることが出来れば、裏切られたとしても「自分にはどうしようも無いこと」と、少し開き直ることが出来るように思います。

他者と深い関係を築くためには、アドラー心理学でいうところの「勇気」が必要ということですね。

「幸福とは、貢献感である」

もうあなたもお気づきですよね?すなわち「幸福とは、貢献感である」。それが幸福の定義です。

本:『嫌われる勇気』 より

誰かの役に立っているという貢献感こそが、自らに価値があることを実感させてくれる。

アドラー心理学では、貢献感こそが幸福の定義だとされています。

貢献感とは、実際に誰かの役に立っているかどうかに関わらず、役に立ったと自分が思えればいいということです。

私の場合ですが、子供のために何かをしている時に、言いようの無い幸福な気持ちになることがありますが、その正体が貢献感だったということです。

誰かの役に立つことが自分の幸せに繋がるって、とても素敵なことですよね。

過去も未来も存在しないのですから、いまの話をしましょう。

過去も未来も存在しないのですから、いまの話をしましょう。決めるのは、昨日でも明日でもありません。「いま、ここ」です。

本:『嫌われる勇気』 より

人生は一本の線ではなくて、連続する点(今)の集合体である。

アドラー心理学的には、過去も未来も存在せずに、今、この瞬間だけがすべてという考え方をします。

過去も未来も、今の解釈次第で変えることが出来るので、今、この瞬間を精一杯生きることがすべてということです。

今までこの本を読んできて、すべての考え方が繋がって個人的にはとても胸が熱くなった名言です。

「他者に貢献するのだ」という導きの星

あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。

本:『嫌われる勇気』 より

「他者に貢献するのだ」という導きの星。

他者に貢献することが幸福の定義ですので、貢献感を得ることで自分も幸せになれます。

「課題の分離」から、他者に嫌われてもいいと考えれば、本当に苦手な人でも割り切って気が楽になりますよね。

タイトルの「嫌われる勇気」とは、自分の思うように行動して、嫌われないように無理することを辞める自由な生き方なんだと感じました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

まだ『読んでいない』、もう一度『読み返したい』方はこの機会にぜひ!⬇︎

【岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著) 】

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