自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、行動の習慣化が集中力を高めることをご存知ですか?
常に集中して、勉強や仕事に取り組んでいるように見える人は、習慣化の力を活用しています。
今回の記事では、
【集中力と習慣化の関係】
【集中力を高める5つの習慣】
について、本:『自分を操る超集中力』を基に紹介します。
手軽に実践できる習慣化の具体例も紹介していますので、皆さんの集中力向上の為に活用頂ければ幸いです。
目次
本:『自分を操る超集中力』とは?
メンタリストのDaiGoさんが、集中力をアップさせる食事、睡眠、場所、運動、時間…など、即効性の高い18のメンタリズムを紹介しています。
DaiGoさんは、1日20冊の読書、テレビ出演、企業研修、毎日のジム通いなど、超多忙なスケジュールをこなしながら、本書の「集中メソッド」で無理なく集中力を保っています。
文章も本当に読みやすく、普段読書をしない方にもオススメです。
興味がある方は、是非読んでみてください。
集中力と習慣の関係とは?
習慣化で集中力アップ
前頭葉の疲れる度合いが劇的に減り、集中力を発揮できる時間が延びていきます。
『自分を操る超集中力』より
習慣化と集中力には、意外な関係があるんだね。
行動を習慣化すると、集中力向上が期待できます。
まずは、あまり知られていない集中力が発揮される仕組みについて簡単に説明します。
集中力は、額の2〜3センチ奥に位置する「前頭葉」という部分でコントロールされています。
人間は、前頭葉が他の動物に比べて大きく発達しています。
そのため、思考力や感情・集中力をコントロールする力に優れているんです。
上記は、「ウィルパワー」と呼ばれています。
ウィルパワーは、使っていく内に消耗していきますが、睡眠や食事などで回復します。
何か行動を起こす際には、前頭葉が働きウィルパワーが消耗されますが、実はウィルパワーを節約する方法があります。
それは、行動を「習慣化」することです。
行動が習慣化されると、考えなくても無意識に行動できるため、ウィルパワーを消耗しません。
集中力はウィルパワーを使って発揮されるため、一日中集中力が持続するのです。
集中力が途切れやすい人は、なるべく多くの行動を習慣化するのが良いでしょう。
次章では、集中力を高める5つの習慣を紹介します。
簡単に実践できることばかりですので、是非生活の中に取り入れてみて下さい。
集中力を高める5つの習慣
時間の制約を付ける
60点程度の完成度で提出すればいい仕事について、100点を目指し、締め切りに間に合わない。
『自分を操る超集中力』より
時間の制約があると、選択肢が限られるんだね。
行動する際には、時間の制約を付けるようにしましょう。
イギリスの歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンは、「パーキンソンの法則」として、以下のように語っています。
人は、作業する際に時間の制約が無いと、考え得る様々な選択肢を試行錯誤します。
その結果、作業に膨大な時間を費やし、本来求められていない無駄な作業をしてしまいます。
時間の制約があれば、その時間内で出来ることは限られますので、目標に向かって最小限の行動を取るようになります。
また、選択肢が少なければ余計なことを考えることも無いため、集中して作業することができるのです。
私も、作業する際は必ず時間の制約を付けるようにしています。
人間の集中力は長続きしない為、なるべく短い時間を設定することをオススメします。
例えば、2時間以内に問題集20ページ終わらせよう。というよりも、
10分以内にこのページを終わらせよう。という方が効果的です。
色の効果を活用する
勉強机にモノを置くなら、水色が最適です。
『自分を操る超集中力』より
色の効果って、様々な所で使われているんだね。
色の効果を活用してみましょう。
例えば、集中力を高めたい場合は、見える位置に水色の物を置くと良いそうです。
ペン立てや消しゴムなど、身近でいつも使う物で構いません。
色が人間の心に与える影響は、単なる迷信ではなく「色彩心理学」として理論化されています。
私も今回初めて知ったのですが、水色の持つ集中力を向上させる効果は、様々な場面で活用されています。
例えば、野球で使用するキャッチャーミットは、ピッチャーが集中できるように水色が多かったり、陸上のトラックの色は昔は赤色でしたが、今は青系が増えているそうです。
もちろん色によって効果は違っており、黄色が注意力を喚起したり、緑色にはリラックス効果があります。
赤色には、思考力を低下させる効果があるため、勉強机や仕事場のデスクなどには、極力使わない方が良さそうですね。
自分の顔が映る位置に鏡を置く
鏡に映る自分を見ることは、自己認識力を高める効果があるのです。
『自分を操る超集中力』より
鏡には、集中力を高める効果があるんだね。
自分の顔が映る位置に、鏡を置いてみましょう。
鏡に映る自分を見ることで、机に向かって集中している自分を再認識し、集中力が高まります。
このように、自分を客観的に見る力を「自己認識力」と呼びます。
集中力が切れてきたり、怠け心が出てきた時に、鏡を見ることが再度集中する為のスイッチになります。
また、鏡を見ることを習慣化すると、自己認識力が向上します。
自己認識力は、自己成長やマネジメント分野で非常に重要な能力と位置づけられています。
自分を客観的に見て前に進める人が、集中力を高く保てる人です。
この機会に自己認識力を高め、集中力を向上させましょう。
立ち作業が集中力を高める
とくに素早い判断や思考が必要な場面では、立ったままの方が有効です。
『自分を操る超集中力』より
立ち作業で、血の巡りが改善されるんだ。
立って作業すると、集中力が高まることが分かっています。
立って作業することで全身の血流が良くなり、脳の回転も早くなります。
また、姿勢が良くなるため肩こりなどにも効果的です。
デスクワークで、どうしても長時間座る必要がある人は、15分程度を目安に立つだけでも効果があります。
中身が無く長いだけの会議も、立って行えば効率化できるでしょう。
読書も、歩きながらの方が記憶の定着率が上がります。
低GI食品の活用
低GI食品を中心とした3食+ナッツ類を中心としたおやつの補給となります。
『自分を操る超集中力』より
血糖値が緩やかに変動する方が、集中力維持には良いんだね。
低GI食品には、集中力を持続させる効果があります。
低GI食品とは、血糖値が緩やかに上昇、下降する食べ物です。
脳は、血液中の糖をエネルギーとしているので、低GI食品を摂取すると、長い時間集中力を保つことができます。
反対に、GI値が高い食べ物は、血糖値が急上昇、急降下するため、早くエネルギー切れを起こします
特に、食事の感覚が空いている朝食は要注意です。
朝食を食べないという人もいますが、それでは脳がエネルギー切れを起こし、集中力を保つことはできません。
オススメの低GI食品を紹介します。
休憩時間や作業の合間には、手軽に食べられるナッツがオススメです。
ナッツはタンパク質も多く、栄養成分豊富で天然の抗うつ効果があるとされています。
集中力向上のため、是非抵GI食品を取り入れてみてください。
おわりに
今回は、【集中力と習慣化の関係】、【集中力を高める5つの習慣】を本:『自分を操る超集中力』を基に紹介しました。
集中力は目に見えないので、意識したことがある人は少ないのではないでしょうか。
しかし、多くの人が意識しないからこそ、今回紹介させて頂いた方法を実践するかしないかで、あなたの人生は180°変わります。
まずは、自分に合った方法だけでも実践して、集中力の向上を体感してみるのが良いと思います。
この記事が、皆さんの集中力向上の手助けになれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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