自己啓発本マイスターのハナハナです。
成功したいと思っていても、具体的な行動がわからない人は多いとおもいます。
今回は、「成功をつかむ人の10個の考え方」を本:『夢をかなえるゾウ』を基に紹介します。
※本ブログには、『夢をかなえるゾウ』のネタバレが含まれています。
目次
本:『夢をかなえるゾウ』とは?
平凡なサラリーマンである主人公の家に、ひょんなことから「自称神様」のガネーシャが住み着くようになりました。
主人公は、「変わりたい」と考え、自己啓発本を読んだりして、変わろうとしてきましたが、今まで失敗してきました。
そんな主人公に、ガネーシャから「課題」が与えられます。「課題」を1つずつこなすことで、主人公は次第に変わっていくのですが・・・
成功するための方法が、物語形式でコミカルに書かれています。
普段本を読まない方にも、わかりやすく書かれており、オススメの一冊です。
「成功をつかむ人の10個の考え方」
「人の話」をよく聞く
成功しないための一番重要な要素はな、『人の言うことを聞かない』や。
『夢をかなえるゾウ』より
人の話を聞いて、実行できる素直さが必要なんだね。
人の言っていることをよく聞いて、とにかく実行してみましょう。
みなさんも、人に何かを勧められた時にお金が無い、時間がないと理由をつけ、結局何もしないことが多いのではないでしょうか。
人間は、本来怠け者です。人から何か言われても、適当に理由をつけて現状維持しようとします。
変わりたいと思っているのに変われないのは、自分の考えにしがみついて、結局何もしていないのです。
行き詰まっている時は、何も考えずに、人の言っていることを素直に実行してみましょう。
そうすれば、新たな発見があるかもしれません。
人が欲しがっているものを「先取り」する
人はな、わざわざ『◯◯が欲しい』なんて教えてくれへんのや。人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。
『夢をかなえるゾウ』より
人が喜ぶことを考えてみよう。
人が何を欲しているのか、よく観察して、できるだけ与えるようにしてみましょう。
仕事では、相手が欲しがっている物を与えることができれば、非常に有利になります。
例えば、上司の欲している物を与えられれば、いち早く出世できますし、お客様の欲している物がわかれば、ヒット商品を作ることができます。
しかし、その人が欲している物は、中々ストレートには教えてもらえませんので、観察して、考えて、提案する必要があります。
感性を磨くためにも、常日頃から、他人の欲している物を考える習慣をつけることが必要です。
「笑い」がいい仕事につながる
ええ空気の中で仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのんは大事やし、笑いって大事なんやで
『夢をかなえるゾウ』より
笑いのチカラはすごいんだね。
仕事場の空気というのは、いい仕事をする上でとても大切で、笑いは空気を明るくしてくれます。
例えば、いつも怒ってばかりの上司がいる職場は、空気がどんよりしており、そこで働いている人も、何となくモチベーションが上がりません。
反対に、前向きな上司がいる職場は、空気が明るく、自然と仕事のモチベーションも高くなります。
人は、何となく感じる空気によって、仕事の質を左右されます。
笑いには、空気を良くするチカラがありますので、場が沈んでいる時は、笑いを取り入れてみるのもいいかもしれません。
笑わせるのが苦手な人は、まずは、「あなたと会えて嬉しい、楽しい」という、前向きな気持ちで接すると、自然と笑いが生まれるそうです。
「楽」して成長はありえない
楽なもんで体にええもんほとんどないで。筋肉も、筋肉痛になってはじめて成長するやろ。脳みそも一緒やで。楽なことばっかしてたらどんどんふやけていって使い物にならんようになるで。
『夢をかなえるゾウ』よ
「◯◯するだけで」は、怪しいと思った方がいいんだね。
楽して成長することは、まず無理だと思った方がいいでしょう。
例えば、テレビ番組で「◯◯をするだけで痩せる」というように、楽に効果がでるダイエット方法が紹介されています。
しかし、テレビ番組を信じて実践しても、ほとんどの場合は、あまり効果が見られません。
本当に効果が出ている人というのは、上記にプラスして、食事制限や運動など、自分にある程度の負荷を掛けています。
「◯◯するだけで」という、言葉を聞いたら、怪しいと疑ってかかった方がいいでしょう。
別に楽しなくても、普通に頑張って成長すれば良いのです。
「環境」を変える
自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんということや
『夢をかなえるゾウ』よ
行動したことが、脳に良い刺激を与えるんだ。
何かを決心したら、まずは、決めたことを続けるための環境を作りましょう。
例えば、勉強するために「テレビを見ない」と決めたら、コンセントを抜くとか、思い切ってテレビを捨てるとか、そうせざる得ない環境を作るよう心掛けてましょう。
何かを決心した直後は、興奮して、やる気に満ちていますが、人間の意思はとても弱いので、何かの拍子に簡単に元に戻ってしまいます。
意識を変えて、未来の成長した自分を想像するのは、楽しくて楽ですが、その時点では何も変わってはいません。
意識だけでは無く、具体的な環境を変えることが、自分が決めたことを、実行し続ける上で大切です。
変えられるのは「自分」だけ
松下の幸ちゃんがこんな言葉を残しとる。『すべての責任は自分にある』。他人が起こす出来事、身の回りの環境で起きる出来事は全部自然の法則どおりに発生しとる。
『夢をかなえるゾウ』より
何でも他人のせいにする人っているよね(^^;;
他人が起こす出来事も、天気と同じと考えるといいでしょう。
例えば、外出先で突然雨が降ってきて、ずぶ濡れになった時に、「運が悪かった」としか考えない人は、次も同じように雨に濡れてしまいます。
しかし、「次からは、家を出る前に天気予報を見よう」と考えれば、次に同じ出来事が起こっても、対処できるのです。
他人が起こす出来事も同じで、天気と同じように、何らかの対策によって回避することが出来ます。
この時に、一番やってはいけないことが、他人のせいにしたり、他人を変えようとすることです。
変えられるのは自分だけです。全ての出来事は天気と同じように、自然の法則に則って起こっており、自然の法則と自分とのズレを矯正していことが、成長に繋がるのです。
悪いことが起こっても「運が良い」と思う
自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い』て思うんや口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探しはじめる。
『夢をかなえるゾウ』より
どんな出来事も、自分の解釈次第なんだ。
自分にとって悪いことが起こっても、運が良いと思うようにしましょう。
例えば、外に遊びに行く予定だったのに、急な雨で中止になったとします。
そんな時に運が悪いと言っていても、天気が良くなるわけではありません。
「予定が中止になったからこそ、自由な時間ができた」と考えれば、普段忙しくてできなかった家の掃除をしたり、観たいと思っていた映画を見るなど、時間を有効活用することができるのです。
同じ出来事でも、考え方ひとつでそれからの行動が大きく変わります。
せっかくなら、ポジティブに物事を捉えていきたいですね。
一番「身近な人」を大切にすること
自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。たとえば……親や
『夢をかなえるゾウ』より
身近な人のありがたみって、中々気づかないよね。
一番身近な大事な人を、喜ばせてみてはどうでしょうか。
人は不思議なもので、自分の事を、一番好きでいてくれる人、お世話になった人をぞんざいに扱い、そうでない人に時間を使ってしまうことがあります。
例えば、あまり接点の無かった同僚の送迎会には参加するのに、家族や大事な人の記念日に、何もしなかったり、最悪忘れていたりします。
また、離れて暮らす家族とは、どうしても連絡や顔を合わせることが少なくなりがちです。実家の両親に、何ヶ月も連絡を取っていないという方もいるのではないでしょうか。
しかし、いつも自分の事を気にかけてくれたり、何かあった時に一番助けてくれるのは、家族や身近な人です。
どうでもいい人に使う時間を、身近な一番大事な人へ感謝を伝えたり、喜ばせる時間にしてはどうでしょうか。
効率の良い成長方法は「人の真似」をすること
「せや。ええか?こんなこと今さら言わんでも分かったって当然なんやけど、成長するために一番効率いい方法はな、コピーや」
『夢をかなえるゾウ』より
わからなかったら真似すれば良いんだ。真似することは恥ずかしいことじゃないよ。
成長したいと思ったら、まずは、お手本にしたい人を見つけて、その人を真似てみましょう。
人の真似をするというのは、色々な所で言われていて、皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。
しかし、実際に人の真似を実践している人は、少ないように思います。
なぜ、人の真似を実践に移す人が少ないかいうと、真似することが恥ずかしいと感じるからです。
「人の真似をするのが恥ずかしい」と感じたら、あなたが人の真似をする本来の目的を思い出してみてください。
自分のために成長するというのもあると思いますが、最終的にはお客さんや家族を喜ばせたいという目的があるはずです。
恥ずかしいというのは、自分の勝手なプライドです。
そんなものより、早く成長して本来の目的を達成する方が重要なのです。
変わるなら「今」
「今まで無理やったら、これからも無理や。変えるならそれは『今』や。『今』何か一歩踏み出さんと。自分それ、やらんまま死んでくで」
『夢をかなえるゾウ』より
今、小さな勇気を振り絞ってみよう。変わるのは大変だけど、やってみると、案外大したことないないんだよ。
あなたが変わりたいと思っているのなら、「『今』この瞬間」動き出しましょう。
例えば、本やインターネットで、成功する方法を見つけても、ほとんどの人は、一時的にやる気になるだけで、何の行動も起こさないので、結局何も変われません。
「あんな風になりたい」と思っても、その瞬間に行動を起こさなければ、いつまで経っても変わることはできないのです。
あなたが、「『今』この瞬間」一歩踏み出せば、それは本当にとてつもなく大きな成長です。
少しでも興味があることは、『今すぐ』行動してみましょう。
おわりに
今回は、「成功をつかむ人の10個の考え方 」を本:『夢をかなえるゾウ』をテーマに、紹介させて頂きました。
興味のある方は、本の方も読んでみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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