【主体性・自主性を育てるための方法とは?】第一の習慣 完訳 7つの習慣 人格主義の回復をレビュー

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

皆さんは、「主体的」という言葉について、どんなイメージを持っていますか?

「行動が早い」「自分の頭で考えられる」など、ポジティブなイメージを持っている方が多いと思います。

しかし、実際には主体的に考えたり、行動できている人は少ないように思います。

「主体的になりたいけど、どうすれば良いか分からない」という人に向けて、この記事が参考になれば嬉しいです。

今回は、【主体性・自主性を育てるための方法とは?】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第一の習慣を基に紹介します。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

【名言・感想・内容】完訳 7つの習慣人格主義の回復とは?
自己啓発本マイスターのハナハナです。皆さんは「7つの習慣」という本を読んだことがありますか?とても有名な本なので、読んだことは無くても、タイトルは耳にしたことがあるという方も多いのでは無いでしょうか?本の内容はこれ...
この記事は、こんな人にオススメ!

・主体性を身に付けたい

・主体性ってどういうこと?

・つい、人の悪口を言ったり、言い訳をしてしまう

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?

全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。

「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。

先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。

【スティーブン・R・コヴィー著、フランクリン・コヴィー・ジャパン訳】

「主体的である」ための考え方とは?

刺激と反応の間には選択の自由がある

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができたのだ。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「反応」は、自分で選べるんだね。

「主体的である」ための、重要な原則を紹介します。

それは、刺激と反応の間には選択の自由があるという考え方です。

原則:「刺激と反応の間には選択の自由がある」とは?

自分の身に起きる出来事と、それに対する反応の間には、反応を選択する自由がある。

・どんなに悲観的に思える出来事でも、解釈次第ではプラスに変えることができる。

例えば、AさんとBさんが同時期に恋人と別れたとします。

Aさんは、「自分はなんて不幸な人間なんだろう。◯◯がいない人生なんて、生きていても意味ない」と、悲しみに暮れていました。

一方Bさんは、「◯◯さんとは相性が悪かったんだ。無理に付き合っていても、お互いにとって良くないし、今回の事を生かして、次はもっと相性の良い人を探そう。」と、別れたことを前向きに捉えています。

同じ出来事でも、解釈次第でAさんとBさんは全く違う反応を示しています。

「恋人と別れた」というのは、「お風呂の温度が40度」というのと同じで、1つの出来事でしかありません。

40度のお風呂を、熱いと感じるか冷たいと感じるかは、その人の解釈次第です。

近年注目を集めているアドラー心理学でも、

問題は「何があったか」ではなく、「どう解釈したか」

本:『嫌われる勇気』より

と言われるように、受けた刺激と反応の間には、個人に選択の自由があると考えられています。

主体的な人は、一般にネガティブに思われる状況でも、物事を客観的に捉え前向きに行動します。

主体的である第一歩として、まずは以下の点を意識してみましょう。

・環境や、外部の刺激に責任転嫁しない。

・自分の言動は、全て自分の下した選択の結果である。

・自分の言動に責任を持つ。

反応的な人とは?

彼らの言葉の裏にあるのは、責任の転嫁である。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

つい、「反応的な人」になる時ってあるよね。気をつけないと。

続いて、「主体的な人」とは正反対の「反応的な人」について紹介します。

反応的な人には、以下のような特徴があります。

「反応的な人」の特徴とは?

・自分の境遇を、「環境」や「他人」のせいにする。

・「どうせ」「結局」など、行動を起こす前から、後ろ向きな決め付け(決定論のパラダイム)をしている。

皆さんの周りにも、反応的な人がいるのでは無いでしょうか?

何かに付けて上司や会社のせいにしたり、自分の不幸自慢をしたり。

本来、人は主体的な存在で、自分に起こる全ての出来事は、今までの考え方や行動によって引き起こされたものです。

先ほど説明させて頂いたように、起こった出来事をどう解釈してどう反応するかは、その人次第です。

「反応的な人」は、自らの選択によってネガティブな結果を招いています。

アドラー心理学でも、その事について以下のように語られています。

いまのあなたが不幸なのは自らの手で 「不幸であること 」を選んだから

本:『嫌われる勇気』より

もし自分が「反応的な人」だと感じたら、まずは全ての出来事は自分が選択できることを自覚しましょう。

他人に責任転嫁している限り、「主体的な人」になることはできません。

影響の輪という考え方

主体的な人のエネルギーには、影響の輪を押し広げていくポジティブな作用があるのだ。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「コントロール出来ないこと」を考えていても、意味ないもんね。

続いては、「影響の輪」という考え方を紹介します。

7つの習慣の中で、核となる非常に重要な考え方です。

まずは、以下の図をご覧ください。

2つの輪に焦点を当てることで、「主体的な人」になるためのヒントが得られます。

「関心の輪」と「影響の輪」

・「関心の輪」と「影響の輪」2つの輪からなる。

・「関心の和」の内側は、現在自分が関心を持っていることを表す。

・「影響の輪」の内側は、自分がコントロール可能なことを表している。

「主体的な人」は、影響の輪の内側に労力を掛け、影響の輪を押し広げるポジティブなエネルギーを発揮します。

逆に「反応的な人」は、影響の輪の外側に労力を掛け、影響の輪は徐々に小さくなっていきます。

自分を成長させ、物事を前に進めるためには、影響の輪の内側に時間と労力を掛けることが必要です。

影響の輪の外に注意を向けている限り、つまり自分がコントロールできないことに気を取られていると、いつまでも自分以外のものに支配されることになります。

感情的になると、どうしても影響の輪の外側に目を向けがちです。

そんな時は一歩引いて、「関心の輪」と「影響の輪」の図を思い出してみてください。

常に考えるべきは、影響の輪の内側のことだけです。

主体性:30日間テスト

三〇日間毎日、影響の輪の中のことだけに取り組むのである。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

実践してみよう♪

さて、これまで「主体的である」ための考え方を紹介してきました。

「主体的」の定義が曖昧だった人も、随分と理解が深まったのでは無いでしょうか?

それでは次のステップとして、主体的な人になるための30日間テストを試してみましょう。

やり方は簡単で、30日間毎日「影響の輪」の内側のことだけを考えて実践してみましょう。

実践した結果を観察して、また次の行動を起こす。

深く考える必要は無く、ひたすら「影響の輪」の内側のことだけに集中します。

実践することで、少しずつ「影響の輪」が広がり、自分がコントロールできる範囲が広くなります。

そして、「主体的に生きる」ことが、どういうことなのか理解することが出来るでしょう。

さあ、みなさんも主体性を身につけ、自分の人生を自分の力で切り開いていきましょう。

おわりに

今回は、【主体性・自主性を育てるための方法とは?】を、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第一の習慣を基に紹介しました。

本の中では、主体的であるための実践編や、より詳しい解説、具体例などが紹介されています。

興味がある方は、是非本を読むことをオススメします。

次回は引き続き、第二の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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