個人のミッションステートメントを作る必要性とは?

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

皆さんは、行動を起こす際の具体的な指針を持っていますか?

持っていないという方は、要注意です。

問題が起きたり、迷いが生じた時に、動揺して道を誤る可能性があります。

この記事では、ミッション・ステートメント(行動指針)を作る必要性」が学べます。

それでは、個人のミッションステートメントを作る必要性とは?】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第二の習慣を基に紹介します。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

【名言・感想・内容】完訳 7つの習慣人格主義の回復とは?
自己啓発本マイスターのハナハナです。皆さんは「7つの習慣」という本を読んだことがありますか?とても有名な本なので、読んだことは無くても、タイトルは耳にしたことがあるという方も多いのでは無いでしょうか?本の内容はこれ...
この記事は、こんな人にオススメ!

・目の前の仕事に追われている

・いつも、その場凌ぎの対応になってしまう

・明確な行動指針を持ちたい

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?

全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。

「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。

先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。

【スティーブン・R・コヴィー著、フランクリン・コヴィー・ジャパン訳】

個人のミッションステートメントを作る必要性とは?

人生の最期を思い描く

自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみて、あなたは一瞬でも、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観に触れたはずだ。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

人生の最期を思い描くと、今まで見えて無かったものが見えるんだね。

突然ですが、3年後にあなたは亡くなります。

葬儀には、あなたの親友、幼なじみ、学生時代の友達、元同僚、家族、親戚など、生前に親交のあった人たちが集まってくれました。

さて、あなたはそこで読み上げられる弔辞で、どんな事を言って欲しいですか?

「思いやりがあって」「ムードメーカーで」「誰にでも優しい」「イケメン(美人)で」「良いパパ(ママ)で」「仕事が良くできて」「お金持ちで」「社長で」…。

正解はありませんが、思い浮かんだことは、あなたが人生の中で大切にしたいと思っている価値観です。

きっと、近頃考えていた事と違うという方も多いのではないでしょうか?

忙しくて、目の前の事を考えるのに精一杯という人も多いと思います。

だからこそ、一度立ち止まって自分の最期を思い浮かべてみる。

そうすることで、自分の内面の奥深く、意識していなかったかもしれない価値観本当に望んでいる事が見えてきます。

今まで、後ろを振り向かずに頑張って来た人も大丈夫です。

少し落ち着いて、自分を見つめる時間を作ってみましょう。

自分の本当の価値観、目的を意識することで、これからの人生は、今までよりあなたが望む方向に進んでいくでしょう。

活動の罠とは?

梯子を掛け違えていたら、一段登るごとに間違った場所に早く近づいていくだけである。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「忙しいこと」に満足してたらダメなんだ。

人はたびたび、望んでいなかった場所に行き着くことがあります。

正確に言えば、目的地に到着した後に、目的地が違っていたことに気付くパターンが多いです。

もしかしたらそれは、「活動の罠」にハマっているのかもしれません。

活動の罠とは?

・日々を忙しく過ごしている内に、目の前の雑事をこなすことが、価値あることだと錯覚してしまう心理。

・本人は前進している気になっていたとしても、本来の目的からは、かけ離れていたことに後から気づく。

多くの人は、仕事や家事、育児に追われ、忙しい日々を過ごしています。

仕事の現場では、年功序列が崩れ、多くの企業で成果主義が取り入れられています。

バブル期のような成長が見込めない現在は、人員削減、効率化の波が押し寄せ、個人にかかる負担は増えていく一方です。

目の前の膨大な仕事に追われていると、いつの日か「膨大な仕事を処理すること=価値あること」だと錯覚するようになります。

本来は、仕事それ自体を仕分けたり、仕組みを見直す方が効率が良い場合でも、近視眼的なものの見方しか出来なくなってしまうのです。

だからこそ、「ミッション・ステートメント(行動指針)」という考え方が重要になってきます。

現代人には、原則に基づいた方向性を決める指針が必要なのです。

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップは第一の創造である。リーダーシップとマネジメントは違う。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「リーダーシップ」「マネジメント」そういう意味だったんだね。

続いて、「リーダーシップ」「マネジメント」の違いについて解説します。

個人のミッションステートメントを作る必要性をより理解するために、是非とも知っておきたい内容です。

「リーダーシップ」と「マネジメント」

◼️『リーダーシップ』

「目標」に焦点を当て、何を達成したいかを考える

◼️『マネジメント』

「最終的な結果」に焦点を当て、目標を達成するための手段を考える

例えば、

「今年中に彼女を作る」と考えるのが「リーダーシップ」

「身嗜みを整えよう」「合コンに参加しよう」と考えるのが「マネジメント」です。

先ほどの例のように、「目の前のことが忙しく、処理方法のみ考えている」のは、『マネジメント』しか実施出来ていない状態です。

当然、先のことを考えていませんので、目の前のことを処理し切れば、そこで完結です。

それでは、根本的な解決価値観に基づくやりたいことは、いつまで経っても出来ません。

もし、自分が「マネジメント」しか考えていない場合は注意が必要です。

そして、「リーダーシップ」について、意識を強くする必要があります。

次項では「ミッション・ステートメント」について解説します。

ミッション・ステートメントとは?

ミッション・ステートメントがあれば、変化に適応しながら生活できる。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

方向性が決まれば、もう迷わないね。

「ミッション・ステートメント」とは、今まで説明させて頂いた「リーダーシップ」「方向性を決める指針」の部分になります。

「ミッション・ステートメント」とは?

・価値観や目標を、行動指針として文章化したもの。

・企業のミッション・スタートメントは、経営理念や社是などが挙げられる。

ミッション・ステートメントとは、企業で言う所の経営理念です。

多くの企業では、トップが経営理念を掲げ、各部署が経営理念に基づく年次計画を作成し、個人の目標、計画にまで落とし込んでいると思います。

それと同じように、個人のミッション・ステートメントを作ってみましょう。

自分の進むべき方向性を決めておけば、問題が起こったり、迷いが生じた時にも、変に動揺して道を誤ることがありません。

別の記事で解説させて頂いたように、外部からの刺激に振り回される生き方は、自分の人生を他人に委ねる不自由な状態です。

【主体性・自主性を育てるための方法とは?】第一の習慣 完訳 7つの習慣 人格主義の回復をレビュー
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時には、外部の刺激を素直に受け入れ、柔軟に対応することは必要ですが、それは自分の行動基準、価値観があってこそのものです。

まずは、「ミッション・ステートメント」を確立し、自分の行動基準、価値観を明確にしましょう。

きっと、「ミッション・ステートメント」は、あなたが辛い時に力になってくれるはずです。

おわりに

今回は、【個人のミッションステートメントを作る必要性とは?】を、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第二の習慣を基に紹介しました。

本の中では、「ミッション・ステートメント」の具体例や、より詳しい解説などが紹介されています。

興味がある方は、是非本を読むことをオススメします。

次回は引き続き、第三の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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