自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、行動を起こす際の具体的な指針を持っていますか?
持っていないという方は、要注意です。
問題が起きたり、迷いが生じた時に、動揺して道を誤る可能性があります。
この記事では、ミッション・ステートメント(行動指針)を作る必要性」が学べます。
それでは、【個人のミッションステートメントを作る必要性とは?】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第二の習慣を基に紹介します。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。
目次
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?
全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。
「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。
先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。
個人のミッションステートメントを作る必要性とは?
人生の最期を思い描く
自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみて、あなたは一瞬でも、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観に触れたはずだ。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
人生の最期を思い描くと、今まで見えて無かったものが見えるんだね。
突然ですが、3年後にあなたは亡くなります。
葬儀には、あなたの親友、幼なじみ、学生時代の友達、元同僚、家族、親戚など、生前に親交のあった人たちが集まってくれました。
さて、あなたはそこで読み上げられる弔辞で、どんな事を言って欲しいですか?
「思いやりがあって」「ムードメーカーで」「誰にでも優しい」「イケメン(美人)で」「良いパパ(ママ)で」「仕事が良くできて」「お金持ちで」「社長で」…。
正解はありませんが、思い浮かんだことは、あなたが人生の中で大切にしたいと思っている価値観です。
きっと、近頃考えていた事と違うという方も多いのではないでしょうか?
忙しくて、目の前の事を考えるのに精一杯という人も多いと思います。
だからこそ、一度立ち止まって自分の最期を思い浮かべてみる。
そうすることで、自分の内面の奥深く、意識していなかったかもしれない価値観、本当に望んでいる事が見えてきます。
今まで、後ろを振り向かずに頑張って来た人も大丈夫です。
少し落ち着いて、自分を見つめる時間を作ってみましょう。
自分の本当の価値観、目的を意識することで、これからの人生は、今までよりあなたが望む方向に進んでいくでしょう。
活動の罠とは?
梯子を掛け違えていたら、一段登るごとに間違った場所に早く近づいていくだけである。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
「忙しいこと」に満足してたらダメなんだ。
人はたびたび、望んでいなかった場所に行き着くことがあります。
正確に言えば、目的地に到着した後に、目的地が違っていたことに気付くパターンが多いです。
もしかしたらそれは、「活動の罠」にハマっているのかもしれません。
多くの人は、仕事や家事、育児に追われ、忙しい日々を過ごしています。
仕事の現場では、年功序列が崩れ、多くの企業で成果主義が取り入れられています。
バブル期のような成長が見込めない現在は、人員削減、効率化の波が押し寄せ、個人にかかる負担は増えていく一方です。
目の前の膨大な仕事に追われていると、いつの日か「膨大な仕事を処理すること=価値あること」だと錯覚するようになります。
本来は、仕事それ自体を仕分けたり、仕組みを見直す方が効率が良い場合でも、近視眼的なものの見方しか出来なくなってしまうのです。
だからこそ、「ミッション・ステートメント(行動指針)」という考え方が重要になってきます。
現代人には、原則に基づいた方向性を決める指針が必要なのです。
リーダーシップとマネジメントの違い
リーダーシップは第一の創造である。リーダーシップとマネジメントは違う。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
「リーダーシップ」「マネジメント」そういう意味だったんだね。
続いて、「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いについて解説します。
個人のミッションステートメントを作る必要性をより理解するために、是非とも知っておきたい内容です。
例えば、
「今年中に彼女を作る」と考えるのが「リーダーシップ」。
「身嗜みを整えよう」「合コンに参加しよう」と考えるのが「マネジメント」です。
先ほどの例のように、「目の前のことが忙しく、処理方法のみ考えている」のは、『マネジメント』しか実施出来ていない状態です。
当然、先のことを考えていませんので、目の前のことを処理し切れば、そこで完結です。
それでは、根本的な解決や価値観に基づくやりたいことは、いつまで経っても出来ません。
もし、自分が「マネジメント」しか考えていない場合は注意が必要です。
そして、「リーダーシップ」について、意識を強くする必要があります。
次項では「ミッション・ステートメント」について解説します。
ミッション・ステートメントとは?
ミッション・ステートメントがあれば、変化に適応しながら生活できる。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
方向性が決まれば、もう迷わないね。
「ミッション・ステートメント」とは、今まで説明させて頂いた「リーダーシップ」「方向性を決める指針」の部分になります。
ミッション・ステートメントとは、企業で言う所の経営理念です。
多くの企業では、トップが経営理念を掲げ、各部署が経営理念に基づく年次計画を作成し、個人の目標、計画にまで落とし込んでいると思います。
それと同じように、個人のミッション・ステートメントを作ってみましょう。
自分の進むべき方向性を決めておけば、問題が起こったり、迷いが生じた時にも、変に動揺して道を誤ることがありません。
別の記事で解説させて頂いたように、外部からの刺激に振り回される生き方は、自分の人生を他人に委ねる不自由な状態です。
時には、外部の刺激を素直に受け入れ、柔軟に対応することは必要ですが、それは自分の行動基準、価値観があってこそのものです。
まずは、「ミッション・ステートメント」を確立し、自分の行動基準、価値観を明確にしましょう。
きっと、「ミッション・ステートメント」は、あなたが辛い時に力になってくれるはずです。
おわりに
今回は、【個人のミッションステートメントを作る必要性とは?】を、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第二の習慣を基に紹介しました。
本の中では、「ミッション・ステートメント」の具体例や、より詳しい解説などが紹介されています。
興味がある方は、是非本を読むことをオススメします。
次回は引き続き、第三の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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