自己啓発本マイスターのハナハナです。
小さな組織に所属していても、正しく行動すれば成長することは可能です。
今回は、【理容室の成功ストーリーから学んだこと】を、本:『小さくても勝てます』を基に紹介します。
目次
本:『小さくても勝てます』とは?
腕は確かなのに、何故かお客が入らない理容室が、ある男の協力を得て行列のできる理容室に成長する物語です。
本書に出てくる経営コンサルタントの話は、一般の人にも参考になる部分が多く、成長したいと考えている方には是非オススメです。
物語としても十分楽しめますので、気軽に手に取ってみて下さいね。
理容室の成功ストーリーから学んだこと
やりたいことを「理屈」で決めない
「非合理的に決めた志を、合理的に追いかけた者だけが、志を達成するんや」
『小さくても勝てます』より
理屈で決めると長続きしないんだね。
やりたいことを「理屈」で決めると、長く続けることは難しいです。
例えば、「今流行っているから」「儲かりそうだから」のように、理屈で考えた「やりたいこと」は、ちょっとしたことですぐに崩れてしまいます。
自分が心からやりたいと思っていないので、別の物が流行り出したらそちらに目移りし、直ぐに乗り換えるので結局身につきません。
私は、とにかく読書が好きなので、非合理的に読書で得た知識をアウトプットしようと決め、実践しています。
その時の「好きなこと」「やるべきこと」に真剣に取り組む
その時、その時、『これかな』と思った好きなことを真剣にやってみることは大切だ。
『小さくても勝てます』より
真剣に取り組んでいると、思いも寄らない場面で役立つことがあるんだね。
その時々の「好きなこと」「やるべきこと」に真剣に取り組みましょう。
自分でも、思いもしない時に役立つ場面が来るはずです。
私は学生時代、「ゲーム:みんなのゴルフ」が大好きで、寝る間も惜しんでプレイしていました。
その中で、ボールに加わる風の向きや強さを計算するために、独学で三角関数を勉強しました。
自分の中では勉強しているという感覚は無く、ただゲームで良いスコアを出したいという思いでやっていました。
その時に勉強したことは、その後の大学の勉強や、現在の仕事でも大いに役に立っており、「みんなのゴルフ」をやってきて良かったと思っています(笑)
皆さんも、現在やっている仕事や趣味が、後々役に立ってくる場面があるかもしれませんので、目の前のことに真剣に取り組むことをオススメします。
全てのことには理由がある
「そして、全てのことに理由を求めるようになると、なぜか?どうしてか?と物事の因果を深く考えるようになり、それを目的達成のために活用するようになるんや。そしたら最強やろ」
『小さくても勝てます』より
「常識」と考えていると、成長のチャンスを逃すことがあるんだ。
日常の全てのことに疑問を持ち、自分の頭で考えるようにしましょう。全ての物事には理由があるのです。
例えば、私達が日常的に使用しているお箸の長さや太さでさえも、消費者の利便性を考え、検討を重ねた結果、今のようになっています。
そこに存在しているものを、「常識」と考えてしまうと、そこで思考が止まり、同時に成長も止まってしまいます。
情報技術が発達し、AIが台頭してきた今の時代、自分の頭で考えられない人が生き残っていくのは難しいでしょう。
自分の頭で考えられるようになるために、日常からロジックを積み重ね、思考の習慣をつけるよう心掛けていきたいですね。
数字で考えると本質が見えてくる
「今のお客さんを徹底的に把握しろ、数字で把握しろ」
『小さくても勝てます』より
数字で考えると、相手も納得させやすいよね。
仕事でも何でもそうですが、数字を用いて表現することで、物事の本質が見えてきます。
例えば、ある会社で現在使用している2つの倉庫を統合する計画があるとします。
それぞれの倉庫には、容量の60%ずつの在庫があり、会議では統合は難しいとの意見が多く出ました。
そこで、それぞれの在庫使用量を調べた所、安全在庫10%に対し、実際は30%も余分に在庫を抱えていることがわかりました。
在庫を適切な量に調整し、2つの倉庫統合に成功しました。
簡単な例でしたが、感覚で考えるのでは無く、数字を基に考えることで、物事の本質や問題解決の糸口が見えてきます。
困った時には、なるべく数字で考えるようにすると良いでしょう。
読書は1つでも気づきがあれば大成功
全部理解しようと欲張らんこと、読書の目的を絞っておくこと、必要なことさえわかったらええんやと割り切ることやな」
『小さくても勝てます』より
硬く考えずとにかく読書を楽しもう!
読書が苦手な方の中には、「全てを理解しようと頑張る」という真面目な人が多いように感じます。
しかし、全てを理解しようとする必要は全くありません。
所詮、本を書いているのは他人ですので、全てを理解、共感するのは無理な話です。
肩肘張らずにわからないところは飛ばし、1つでも気づきが得られれば大成功と言えるでしょう。
読書をするのは楽しいことです。
自分の読みたい本を、読みたいように読めばそれで良いと思います。
おわりに
今回は、【理容室の成功ストーリーから学んだこと】を、本:『小さくても勝てます』を基に紹介しました。
私は、好きなことをやるのが一番成長に繋がると思っています。
この記事が、皆さんの目標達成のために少しでも役立てば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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