【人類の誕生と進化】文明の起源とは?

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ハナハナ
ハナハナ

人類の進化の過程と文明の起源について解説します!

今回は、「【人類の誕生と進化】文明の起源とは?」について解説していきます。

これから、世界史を勉強する学生さんや、社会人になって教養として世界史を学びたいと考えている方などに向けて

細かい用語や年号は省き、ざっくりと流れが分かるように、解説しています。

この記事は、こんな人にオススメ!

・世界史を学びたいと思っている。

・ざっくりと、世界史の流れを知りたい。

・世界で起こっている出来事、ニュースが理解出来るようになりたい。

人類の誕生と進化

①猿人の登場 700万年前〜

世界最古の人類と言われているのが、およそ700万年前の化石が発見されている猿人です。

私たちが想像する、猿やチンパンジーなどの類人猿と大きく異なるのは、猿人が直立二足歩行を行なっていた点です。

直立二足歩行により、手が自由に使えるようになったので、簡単な打製石器を使うようになったり、手を器用に使って細かい作業をすることが可能になりました。

また、頭を垂直に支えることが出来るようになったので、脳の容量が大きくなり考える力も上がりました。

ただし、猿人の脳容量は現代人の3分の1程度で、まだまだ高度な思考能力は無かったようです。

猿人は、今の所アフリカのみで見つかっており、代表的な猿人はアウストラロピテクスです。

また、この段階では言語も火も使用されていなかったようです。

②原人の登場 240万年前〜

およそ240万年前に、原人が登場しました。

原人は、猿人よりも進化しており、脳の容量は現代人の2分の1程度にまで増えました。

原人は、火を使用していたことが分かっています。

また、言語を使用していたことも分かっていますが、言葉数は少なく、イメージとしては赤ちゃん言葉のようなものだったそうです。

石器も進化しており、かなり鋭いものも発見されています。

上記のように、環境適用力が上がったことで、アフリカ以外にも進出しており、各地で原人の化石が発見されています。

代表的な原人は、ジャワ原人と北京原人です。

③旧人の登場 60万年前〜

およそ60万年前に、旧人が登場しました。

旧人は、脳の容量が現代人とほぼ同じで、かなり高度な思考能力を持っていたようです。

死者を埋葬する際に、周囲を花で囲んでいた痕跡が見つかっており、死者を悼む文化があったと考えられています。

また、カッターナイフのような鋭い石器が見つかっており、石器を作成する優れた技術を持っていました。

戦闘の痕跡も見つかっており、人類の闘いの歴史はここから始まったと言われています。

代表的な旧人は、ネアンデルタール人です。

④新人の登場 20万年前〜

およそ20万年前に、新人が登場しました。

新人は、私たち現代人と脳の容量や背格好がほぼ同じで、身嗜みを整えれば現代人に紛れても見分けがつきません。

石器を作成する技術も大幅に向上しており、用途に分けて使い分けたり、動物の骨や角で作った骨角器も使用していたそうです。

また、洞窟の壁にリアルな動物の絵(洞穴美術)が見つかっており、芸術的な感性も育っていたようです。

文明の起源

温暖化 1万年前〜

続いて、文明の起源について解説します。

文明が誕生するきっかけとなった一番大きな出来事は、およそ1万年前に起こった地球温暖化です。

それまで、寒冷だった地球が現在とほぼ同じ気候になりました。

安定した温暖な気候を生かし、それまで狩猟・採取により食料を獲得していた人類は、自分たちで作物を育てて食べる生産経済を開始しました。

また、温暖化は、現在砂漠があるような中緯度地域に、特に大きな影響を与えました。

気温の上昇により地面が乾燥して砂漠化が進むと、農耕に必要な水を求めて多くの人が大河の周辺に集まるようになりました。

多くの人を養うために、畑や水路の技術が発達し、更に人口が増えて富や技術が集中して文字や金属器などが生まれ、世界最古の文明が誕生しました。

また、乾燥地以外でも、人口が密集しやすい狭い土地などで次々と文明が生まれた。

以上、「【人類の誕生と進化】文明の起源とは?」についての説明でした。

ハナハナが参考にさせて頂いた本

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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