自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、「ラストスパート思考」という言葉を聞いたことはありますか?
「ラストスパート思考」で仕事をしていると、効率が落ちるばかりではなく、周囲に迷惑をかけます。
今回は、「仕事が終わらない【ラストスパート思考】の落とし穴とは?」を、本:『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』を基に紹介します。
目次
本:『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』とは?
この本の内容を紹介するのは、3回目になります。宜しければ、別記事もご覧下さい。
元「マイクロソフト社伝説のプログラマー」である、著者「中島聡」さんが実践していた、「仕事術」を紹介した本です。
効率的に仕事をこなす為の「考え方」や「行動」を、わかりやすく解説してくれています。
とても内容の濃い本で、全てを紹介するのは難しいので、私が読んでいて特に参考になった部分を紹介させて頂きます。
「仕事が終わらない【ラストスパート思考】の落とし穴とは?」
「ラストスパート思考」とは?
ラストスパート思考の一番の欠点は、最後の最後までそのタスクの本当の難易度がわからないという点にあります。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
「ラストスパート思考」…つい、やりがちだけど、良くない考え方なんだね。
「ラストスパート思考」は、誤った仕事の考えであり、「締め切りを守れない」原因になります。
「ラストスパート思考」とは、例えば、「納期が一ヶ月後の仕事」があった場合、最初の3週間くらいはのんびり過ごし、ラスト一週間になった所で「ラストスパートを掛けて仕事を終わらせる」という考え方です。
このような「仕事の仕方」をしている方も、多いのではないでしょうか。
「ラストスパート思考」では、実際に仕事に取り掛かってみたら、「思ったより時間が掛かる」場合に、納期までの期間が短い為、挽回するのが難しいです。
また、時間が経っているので「納期の変更」が出来ないケースが多いです。
「ラストスパート思考」では無く、「余裕を持ったスケジュール」を立てることが大切です。
「アクシデント」があると他の人に迷惑を掛ける
ラストスパート思考で仕事に取り組むと、仕事の後半に予想外のアクシデントが発生して、完了までの時間が延び、ほかの人に迷惑をかけてしまう可能性がでてくることを、忘れてはいけません。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
想定外のことに対応できなくなってしまうのかΣ(・□・;)
「ラストスパート思考」でアクシデントがあった場合、仕事に関係する他の人にも迷惑を掛ける可能性があります。
「ラストスパート思考」で行動していると、常に「納期に追われている」状態になってしまいます。
何か予想外のアクシデントがあると、直近の「納期に追われている仕事」の締め切りに間に合わなくなってしまいます。
自分が残業するだけならまだいいですか、他人への迷惑を考えると、一刻も早く「ラストスパート思考」は改める必要があるようです。
とにかく「前倒し」で仕事に取り掛かること
人は誰しも無意識のうちに不安を抱えながら仕事をしています。ですから、取り掛かる時期が早ければ早いほど不安は小さくなります。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
とにかく、すぐに取り掛かろう!
仕事が決まったら、とにかく早く取り掛かるようにしましょう。
「締め切りが迫っている仕事」を抱えていると、不安になり、別の仕事にも集中できなくなります。
「ラストスパート思考」を矯正するには、とにかく「早く仕事に取り掛かる」しかありません。
「早く仕事に取り掛かる」ようになれば、ほとんどの仕事は「期限の2割程度の時間」で終わりますので、時間に追われる心配をする必要もなくなります。
おわりに
今回は、「【ラストスパート思考】の落とし穴とは?」をテーマに、本:『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』の内容を紹介させて頂きました。
記事の内容は、本書の中で説明されている「ロケットスタート時間術」から一部紹介させて頂いたものです。
もっと内容を詳しく知りたい方は、本の方も読んでみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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