自己啓発本マイスターのハナハナです。
今回は、仕事に取り組む上での、抑えておくべき考え方についてです。
【仕事の教訓を教えてくれる名言4選】を、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から紹介します。
目次
本:『人生の教養が身につく名言集』とは?
この本の内容を紹介するのは、今回で5回目になります。
「ライフネット生命 代表取締役会長」の著者が、ビジネス界随一と言われる、自身の読書体験の中から「人生の教養が身につく名言」を紹介している本です。
単に、名言を紹介しているだけでは無く、「自身の経験に照らし合わせた具体例」・「名言が生まれた時代背景」も併せて紹介されており、わかりやすく、スッと胸に入ってくる内容となっています。
記事では、本の中で紹介されている、名言のみを引用していますが、著者の解説も大変参考になります。興味のある方は、本の方も読んでみて下さい。
仕事の教訓を教えてくれる名言4選
「言葉」ではなく「行動」で示す
「ここがロドス島だ。ここで飛べ」
(イソップ物語)
『人生の教養が身につく名言集』より
言葉だけの人は、いずれ信用されなくなるんだ。
人は、その人の言葉ではなく行動を見ています。
上記で引用した言葉は(イソップ物語の『ホラ吹き男』)に出てくる言葉だそうです。
ホラ吹き男が、ある村で、「ロドス島で開かれたジャンプ大会で一番になった。みんながロドス島にいれば、俺のすごいジャンプが見れたのに」と自慢していると、村人に「ここがロドス島だ。ここで飛べ」と言われて、慌てて逃げていったという話しです。
言葉だけの人は、少し一緒にいれば行動が伴わないことはすぐにバレて、信頼されなくなります。
私たちも、言葉だけの人にならないよう注意し、行動に移せるようになりたいですね。
他人に過度な期待をしない
「世界は偉人たちの水準で生きることはできない」
(ジェームズ・ジョージ・フレイザー『金枝篇』)
『人生の教養が身につく名言集』より
他人への期待値は低めに設定しよう。
他人に過度な期待をしない方がいいでしょう。そもそも、人間は怠け者なのです。
働きアリを観察した研究によると、全体の2割のアリは、ほとんど働かないそうです。
また、働かないアリを別の場所に移動させても、今まで働いていたアリの2割が働かなくなるそうです。
人間の社会も同じで、どこの組織でも、2割程度の怠け者がいるのです。
怠け者がいても、そこに過度な注意をしないで、「全体で少しずつ成長すればいい」くらいの軽い気持ちでいることが必要です。
怒ったら負け
「力強いとは、相手を倒すことではない。怒って当然というときに自制できる力を持っていること」
(ムハンマド)
『人生の教養が身につく名言集』より
怒っても、何も良いことはないんだね。
どんな理由であれ、「怒ったら負け」と考えるようにしましょう。
怒っている時は、脳が怒りの感情に支配されてしまい、普段の合理的な判断ができなくなってしまいます。
皆さんも、つい、カッとなって怒ってしまい、後になって考えたら、「怒るほどでは無かった」と思うことがあるのではないでしょうか。
怒りの感情が湧き上がってきたら、「このままでは怒りの感情に支配されてしまう。怒ったら負けだ」と考え、一度落ち着くようにしましょう。
そうやって自分自身を客観的に見ることで、怒りも自然に治まっていきます。
一度決めたら「すぐに」実行する
「運命が何を考えているのかは、誰にもわからないのだし、どういうときに顔を出すのかもわからないのだから、運命が微笑むのは誰だって期待できるのである」
(ニッコロ・マキャベリ『政略論』)
『人生の教養が身につく名言集』より
何より、すぐに行動することが大事なんだね。
仕事でも日常生活でも、一度決めたらすぐに実行するようにしましょう。
引用した名言のように、いつ、運命の女神が微笑むかは、誰にもわかりません。
行動するかしないか迷っていると、その間に、運命の女神はどこかに行ってしまうかもしれません。
常に全力で、すぐに行動に移す人だけに、運命の女神は微笑むのです。
おわりに
今回は、【仕事の教訓を教えてくれる名言4選】をテーマに、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から、参考になった「名言」を、紹介させて頂きました。
今回で、この本の紹介は一区切りにしますが、まだまだ 紹介できていない部分も多いので、もっと詳しく知りたい方は、是非本を読んで見てくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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