【転職先の業界が決まらない?参考になる業界の選び方】

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

皆さんは、転職活動中に「業界」について考えた事はありますか?

多くの方は、転職先の情報は調べても、転職先の「業界」についてはあまり気にしたことが無いように思います。

しかし、「業界を制するものは、転職を制する」と言われるように、転職と業界には切っても切れない関係があります。

この記事を読むことで、業界の知識が身に付き、皆さんの転職活動にプラスの影響を与えられればと思っております。

今回は、【転職の参考になる業界の選び方】を、本:『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』を基に紹介します。

この記事は、こんな人にオススメ!

・転職したいと思っている

・転職先の業界について知りたい

・業界の調べ方を知りたい

本:『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』とは?

実業家で人材領域のスペシャリストとして活躍する著者が、転職の際に軸となる思考法を紹介している本です。

転職のみならず、「仕事をする意味」や「どういう心構えで仕事に臨むのか」という社会人としての基本なことから、物語形式で丁寧に解説されています。

会社勤めに、少しでもモヤモヤを抱えている人は、是非一読されることをオススメします。

読む前と読んだ後では、皆さんの仕事に対する考え方が、良い意味で大きく変わっていることでしょう。

まずは業界を決める

業界を選ぶ必要性とは?

いくら技術資産や人的資産が高くても 、そもそもの産業を間違ったら 、マーケットバリュ ーは絶対に高くならない 。

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』より
ハナハナ
ハナハナ

「業界」って、普段はあまり意識しないよね。

転職先を選ぶ前に、1つ決めておくべきことがあります。

それは、どの「業界」に転職するかということです。

業界とは、企業を産業や商業で分類したものです。

例えば、大きく分けると「メーカー」「金融」「サービス」のように分類され、もっと細かい分け方をすると、「食品」「銀行」「ホテル」というようになります。

なぜ、転職先を選ぶ前に業界を決める必要があるかと言うと、業界ごとの生産性に大きな差があるからです。

業界ごとに、どれくらいの差があるかと言うと、最大で20倍程度と言われています。

例えば、生産性が低い業界で、一人当たり1000万円生み出しているとすると、生産性が高い業界では一人当たり2億円を生み出していることになります。

生産性は給料に直結しますので、いくら能力が高い人でも、生産性が低い業界に入って20倍もの差を覆すことは難しいでしょう。

給料が高いだけが、良い転職とは言い切れません。

しかし、皆さんが転職先を選ぶ際に、給料は重要な要素の一つになっていると思います。

今まで「業界」について意識していなかった方は、是非これからの転職先選びの参考にしてみてくださいね。

業界を選ぶ必要性

・業界ごとの生産性に、最大20倍程度の差がある。

・生産性は給料に直結する。

上手な業界の選び方

すでに生産性が高い業界を選ぶ

生産性がすでに高い産業 。

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』より
ハナハナ
ハナハナ

意外と簡単に調べられるんだね。

先ほど、業界の生産性と給料の関係について説明させて頂きました。

給料は、業界の生産性に依存しており、いくら能力が高い人でも、業界の生産性が低ければ、給料は低いということです。

それでは、具体的に業界の生産性の調べ方について紹介致します。

手軽に調べるなら、以下の2つがオススメです。

「業界の生産性」の調べ方

①「一人当たりの利益が高い企業ランキング」で確認する。

②転職サイトの給料が高い企業を確認する。

①「一人当たりの利益が高い企業ランキング」は、様々なメディアで集計されており、検索すればすぐに確認することが出来ます。

ランキング上位の企業を見てみると、同じ業界から多くの企業がランクインしていることが分かります。

手軽に調べられるので、一番オススメな方法です。

転職サイトの給料が高い企業を確認するは、ダイレクトに「給料が高い」=「生産性が高い」を確認する方法です。

転職サイトの求人によっては、ポジションや待遇等が違いますので、多少分かりづらい部分がありますが、業界の傾向を把握する上では参考になると思います。

どちらの方法も手軽に出来ますので、是非実践してみて下さいね。

成長が予測される業界の選び方

エスカレーターが上を向いている産業だ 。

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』より

現時点で生産性が高い業界でも、今後衰退していくようでは意味が無いですよね。

続いては、今後成長が予測される業界の選び方について説明させて頂きます。

①ベンチャー企業や投資の動向に注目する

伸びるマーケットには 、いずれ大企業の競合となるような急成長中のベンチャーが複数いる

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』より
ハナハナ
ハナハナ

ベンチャー企業は、時代の流れに敏感なんだね。

まずは、ベンチャー企業や投資の動向に注目する方法です。

ベンチャー企業は、資本や規模では大企業に太刀打ちできません。

そのため、常に一発逆転のチャンスを狙っており、時代の流れを見極める力に長けている場合が多いです。

世の中の波に乗ったベンチャー企業は、将来大企業のライバルとなるような成長を遂げる場合もあります。

将来伸びる業界には、時代の波に乗ろうと待ち構えているベンチャー企業が複数参入しています。

そんなベンチャー企業や投資の動向を見極めることで、将来伸びる業界を予測することが出来るのです。

ベンチャー企業参入の有無は、ネットで検索したり求人サイトでも確認することが出来ます。

今は、ベンチャー企業専用の求人サイトも存在しますので、是非参考にしてみて下さいね。

ポイント

・将来伸びる業界は、ベンチャー企業や投資の動向から見極めること。

・ベンチャー企業専用の求人サイトなどで確認可能。

②既存業界の非効率を突くロジックに着目する

成長する会社は 、創業のときから独自のロジックを持っている 。自分が信じられるロジックに賭けろ

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』より
ハナハナ
ハナハナ

確かに、長く続けていると「当たり前」だと思うよね。

続いては、既存業界の非効率を突くロジックに着目する方法です。

成熟した業界には、少なからず業界特有の慣習や不文律が存在します。

長くその分野にいると、昔からの方法が当たり前になってしまい、改善の余地に気づかない人が多いものです。

そんな固定化された考え方を打破するのが、独自のロジックを持っている企業です。

独自のロジックを持つ企業は、今までの常識とは違うやり方をしているため、周囲から奇異の目を向けられることが多いです。

しかし、ロジックが理に叶っている場合は、徐々に周囲から認められ、業界をリードする存在になり得る可能性を持っています。

「常識は偏見のコレクション」と言われるように、一度常識を捨て去り、目の前のロジックのみに焦点を合わせることも必要です。

伸びる業界を見極めるためには、時として周囲の反応より、自分が信じられるロジックを持っているかが重要です。

ポイント

・既存業界の非効率を突くロジックに着目。

・成熟した業界では、非効率な常識や慣習が普通になっている場合が多い。

おわりに

今回は、【転職の参考になる業界の選び方】を、本:『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』を基に紹介致しました。

「業界」を選ぶ事は、転職活動をする上でとても重要ですが、多くの人が見落としがちなステップです。

少しでも今の会社にモヤモヤを感じている人は、新たな人生の第一歩として「業界選び」をスタートさせてみましょう。

今まで、見えていなかった道が開けるかもしれません。

この記事が、皆さんの転職活動の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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