【成果をあげるシナジー効果とは?意味・具体例】第六の習慣 完訳 7つの習慣 人格主義の回復をレビュー

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

皆さんは、「シナジー効果」という言葉を聞いたことがありますか?

主に企業やチームで活動する際に、より高い成果を得るために活用されています。

「チームの成果を上げたい」「マネジメント力を向上させたい」と考えている人は、是非覚えておきたい考え方です。

それでは、今回は【成果をあげるシナジー効果とは?意味・具体例】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第六の習慣を基に紹介致します。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

【名言・感想・内容】完訳 7つの習慣人格主義の回復とは?
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この記事は、こんな人にオススメ!

・シナジー効果の意味を知りたい

・チームの成果を上げたい

・シナジー効果を活用したい

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?

全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。

「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。

先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。

【スティーブン・R・コヴィー著、フランクリン・コヴィー・ジャパン訳】

成果を上げるシナジー効果

シナジー効果とは?

シナジーの本質は、お互いの違いを認め、尊重し、自分の強みを伸ばし、弱いところを補うことである。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「シナジー効果」が発揮されると、より高い成果が期待できるんだね。

まずは、「シナジー効果」について簡単に説明します。

シナジー効果とは?

・全体の合計は、個々の部分の総和よりも大きくなるという考え方。

・例えば、一人でやると3時間掛かる仕事が、2人なら1時間で終わるというように、単純に個々の能力を足し合わせた以上の成果が得られること。

シナジー効果は、自然界で多くの例が発見されています。

例えば、二種類の植物を隣り合わせて植えた時に、根が土の中で絡み合うことで、一種類だけを植えた場合よりも良く育つこと。

2本の材木を重ね合わせると、1本ずつで支えられる重量の和よりも遥かに重い物を支えられるなど。

自然界で多く見られるシナジー効果ですが、人間が意図して引き起こすためには、一定の考え方の習慣行動が必要です。

多くの場合、シナジー効果を狙っても1プラス1が1.3や1.5くらいにしかならないことが多いです。

それは、シナジー効果ではなくお互いが少しずつ妥協しているだけなのです。

全体の総和が個々の部分の合計を下回る場合は、1人でやった方が効率が良いので、複数で協力するメリットはありません。

シナジー効果は、お互いの弱みを補完し合い、強みを発揮することで1プラス1が3にも4にもなり、大きな成果を得ることを目的としています。

次章では、シナジーを生む4つの考え方について紹介致します。

職場やチームの仲間と協力して、より大きな成果を得るためには必須な考え方です。

特に、マネジメントの立場にある人は、絶対に知っておいた方が良いです。

シナジーを生む4つの考え方

失敗した経験こそ率直に話すこと

「もっとも個人的なことはもっとも一般的なことである」

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

失敗したことも、恥ずかしがらず正直に話せば良いんだね。

シナジーを起こしたいと思っている相手には、失敗した経験を積極的に話してみましょう

多くの人は、自分が失敗した経験を他人に話すことに抵抗があると思います。

恥ずかしさや、相手より下に見られるのではないかという心配から、失敗した経験を隠そうとする人が多いのです。

しかし、シナジーを起こすためには失敗した経験を率直に話すことが効果的です。

失敗した経験を聞いた側は、「自分の経験を正直に話しても良いんだ」という気持ちになり、お互いに率直で創造的なコミュニケーションが取れるようなります。

また、自分の気持ちを正直に話すことで「信頼されている」と感じ、良い関係を築くことができるのです。

第3の案を探ること

人生は「あれかこれか」の二者択一で決められるわけではない

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

答えは、「正解」か「不正解」だけじゃないんだね。

自分の意見は正しいという思い込みを捨てましょう。

あなたの考えは、あなたというフィルターを通して見た1つの主観的な考えに過ぎません。

まずは、自分の物の見方には限界があることを認める謙虚さを持つのです。

例えば、1つの問題に対して自分の考え間違った考えの2つしか見えない時は、それよりも良い第3の案を考えてみます。

あなたの内面での思い込みを捨て、より良い案を探す努力をすれば、必ず最善の第3の案を見つけることができるでしょう。

第3の案があると思わなければ、今までと同じようにどこかで妥協するしか無く、決してシナジーを起こすことは出来ません。

Win-Winを考える、まず、理解に徹する

Win- W inを考える動機(第 4の習慣)、まず相手を理解することに徹し、それから自分を理解してもらえるようにするためのスキル(第 5の習慣)

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

シナジーを起こすには、準備が大事なんだね。

シナジーを起こす準備として、①協力する目的を明確にして、②協力しやすい雰囲気を作りましょう。

誰かがシナジーを起こしたいと思っていても、その目的が全員に共有されていなければ、十分な成果には繋がらないでしょう。

また、全体として協力しようという雰囲気が無ければ、シナジーを起こすことはできません。

その辺りの具体的な方法は、以下の記事で詳しく解説していますので、是非参照ください。

①協力する目的を明確にする(Win-Winを考える動機)↓

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②協力しやすい雰囲気を作る(まず、理解に徹する)↓

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シナジーを起こすためには、その土台となる準備が非常に重要です。

ネガティブは流し、学びを探る

敵対心を向けられるような厳しい状況にあっても、自分の内面であればシナジーを創り出すことはできる。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

他人との「違い」は、学びのチャンスなんだね。

他人からネガティブな意見をぶつけられたら、ネガティブな感情は受け流し、そこから学べることがあるか考えてみましょう

たとえ、ネガティブな意見であっても、自分と違う部分がシナジーを生むヒントになるかもしれません。

決して感情的にならず、まずは意見が対立している背景を考えてみる。

そうすると、意見の違いは間違いでは無く、立場や視点の違いであることに気づくでしょう。

違いを否定したり、無理に迎合する必要はありません。

もしも、自分と相手の意見が全く同じなら、2人の内どちらか1人は不要です。

異なる意見が存在することは、それだけで貴重なことなのです。

おわりに

今回は、【成果をあげるシナジー効果とは?意味・具体例】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第六の習慣を基に紹介しました。

次回は引き続き、第七の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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