【仕事が変わる「メモ」の取り方】メモの魔力をレビュー

この記事は約7分で読めます。

自己啓発本マイスターのハナハナです。

皆さんは、メモを取る意味について、真剣に考えたことはありますか?

私は、本:『メモの魔力』を読むまでは、聞いたことを忘れないため程度にしか考えていませんでした。

しかし、この本を読んだことで、メモの奥深さを知り、自分の考え方が大きく変わりました。

今回は、【仕事が変わる「メモ」の取り方】を、本:『メモの魔力』を基に紹介します。

メモの素晴らしさについて、少しでも多くの方に伝われば幸いです。

この記事は、こんな人にオススメ!

・メモって何のためにするの?

・メモの活用法を知りたい

・アイデアが思いつかない

仕事が変わる「メモ」の取り方

メモは「創造性」を生む

価値のある本質的な思考に1秒でも多く時間を割くために、メモをしているのです。

本:『メモの魔力』より
ハナハナ
ハナハナ

「メモ」によって「創造力」を高められるんだね。

メモによって、創造的なことに費やす時間を増やしましょう。

メモには、大きく分けて以下の2つの使い方があります。

①「記録」のためのメモ

②「知的生産」のためのメモ

「記録」のためのメモとは、その名の通り、物事を「記録」するためのメモです。

買い物リストや、スケジュール帳に書いた予定などがそうです。

ほとんどの方が想像する「メモ」は、この「記録」のためのメモのことを考えると思います。

②「知的生産」のためのメモとは、メモをもとに、アイデアや付加価値を生み出すことです。

本:『メモの魔力』では、主にこちらの「知的生産」のためのメモについての有用性が解説されています。

メモを日常的に行うことで、普段は素通りしてしまう情報を拾い上げ、知的生産活動に取り入れることができます。

近年、情報技術が発達し、AIが台頭する中、人間に求められるのは、自分の頭で考える力です。

単純な記録であれば、人間はコンピュータに敵いません。

皆さんも、メモの力を借りて、人間が本質的に考えるべき「創造力」に時間を使ってみませんか。

「ファクト⇨抽象化⇨転用」という考え方

①インプットした「ファクト」をもとに

②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し

③自らのアクションに「転用」する。

本:『メモの魔力』より
ハナハナ
ハナハナ

1つの事実から、新たなアイデアを生み出すことができるんだね、

「ファクト⇨抽象化⇨転用」というのは、本:『メモの魔力』の中で、最も重要な考え方です。

メモの取り方としては、ノートの見開き左側に、「ファクト」を書き、見開き右側に「ファクトを抽象化したもの」を書きます。

そして、更に右側に「抽象から転用出来ること」を書くのです。

例えば、「子供とテーマパークに行った時、子供が行列を待つのに飽きて、乗り物に乗れなかった」という「ファクト」があったとします。

このファクトを「子供は、長時間じっとしているのに耐えられない」と「抽象化」します。

そして、この抽象化したことをもとに、「飲食店の混雑時に、子供が飽きないよう、子供が好きなキャラクターのガチャガチャを設置する」というように、転用することができるのです。

この例のように、1つの「ファクト」から、具体的なアイデアを得ることができるのです。

抽象化の効用とは?

抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」ことです。

本:『メモの魔力』より
ハナハナ
ハナハナ

物事の本質を知るために、メモは有用なんだね。

抽象化は、ものすごく便利な考え方なんです。

「抽象化」と聞くと、なんだか難しいことを言っているように聞こえ、それだけで尻込みしてしまう人もいるかもしれません。

しかし、全くそんなことは無く、普段私たちが何気なくやっていることなのです。

抽象化とは、著者の言葉を借りると、「具体的な事象の本質を考えること」です。

例えば、ある本を読んで、「つまらなかった」と感想を抱いたとします。

「つまらなかった」というのは、単なる感想ですので、ここから「なぜつまらなかったのか?」を考えていきます。

自分が既に知っていることだったのか著者の文章の書き方が下手だったのか、等、具体的に文章化して考えていきます。

「文章化=抽象化」することができれば、上の例で言うと、「著者の書き方が分かり辛かったから、自分が文章を書く時は気をつけよう」などと、他の事象に転用することができるのです。

個別の事象を、「そうなんだ」で終わらせずに、本質を深掘りしていくことで、新しいアイデア創出に繋がるのです。

メモとは生き方である

勝負は、書くか書かないか。もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという、「生き方」の問題なのです。

本:『メモの魔力』より
ハナハナ
ハナハナ

メモは、単なるノウハウではないんだね。

メモは、単なる「ノウハウ」ではなく、自分の人生に真剣に向き合う「姿勢」なのです。

今まで説明させて頂いたように、「新しいアイデアを得たい」「成長したい」と考えている人にとって、メモを取ることはメリットしかありません。

私も、本:『メモの魔力』を読んでから、著者には及びませんが、積極的にメモを取るようにしています。

ある日の会社の会議で、周りを見渡してみると、私一人しかメモを取っていませんでした。

その時の会議で、メモを積極的に取ろうと思って望んでいた結果、今までは見落としていたであろう内容や、知識を得ることができました。

メモを取る意識というのは、自分の成長にプラスに働くと実感し、また、周囲と差をつけることのできるチャンスだと感じました。

皆さんも、単なるノウハウではなく、姿勢として、メモを取ることをオススメします。

おわりに

今回は、【仕事が変わる「メモ」の取り方】を、本:『メモの魔力』を基に紹介致しました。

メモを積極的に取るようにすると、今まで見えなかった物が見えるようになります。

成長したいと思っている方は、是非実践してみて下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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