仕事で優先順位を正しく付ける方法、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』をレビュー

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

あなたは電話が鳴った時に、すぐに出て対応しますか?

ほとんどの人は、目の前の重要な用事よりも、鳴り響く電話に出ることを優先すると思います。

でも、それっておかしなことだと思いませんか?

本当にやるべきことを放っておいて、どうでも良いかもしれないことを優先する。

今回は、やるべきことの優先順位について考えてみます。

【仕事で優先順位を正しく付ける方法】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第三の習慣を基に紹介します。

本当にやるべきこと、あなたは出来ていますか?

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

【名言・感想・内容】完訳 7つの習慣人格主義の回復とは?
自己啓発本マイスターのハナハナです。皆さんは「7つの習慣」という本を読んだことがありますか?とても有名な本なので、読んだことは無くても、タイトルは耳にしたことがあるという方も多いのでは無いでしょうか?本の内容はこれ...
この記事は、こんな人にオススメ!

・いつも忙しいと感じている

・自分のやりたいことが出来ていない

・時間をコントロールするのが苦手だ

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?

全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。

「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。

先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。

【スティーブン・R・コヴィー著、フランクリン・コヴィー・ジャパン訳】

優先順位を決める4つの領域

4つの領域とは?

活動を決める要因は、緊急度と重要度の二つである。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

優先順位は、4つの領域に分けられるんだね。

優先順位を決める方法として、時間管理のマトリックスがオススメです。

時間管理のマトリックスとは、緊急度重要度の指標を基に、行動を4つに分類する考え方です。

表の内容だけで理解するのは難しいと思いますので、各領域の具体的な行動例を紹介します。

【例】時間管理のマトリックス

◼️第I領域

病気や災害、期限のある仕事、差し迫った問題

◼️第II領域

勉強や読書、健康維持、将来の計画策定

◼️第Ⅲ領域

電話対応、突然の来訪対応、雑事

◼️第Ⅳ領域

ネットサーフィン、テレビ視聴、ゲームをする

多くの人は、日々の緊急な用事に追われ、ほとんどの時間を第I領域と第Ⅲ領域に費やしています。

しかし、7つの習慣では、第II領域(重要だが緊急でない活動)に積極的に取り組むことを推奨しています。

なぜ、第II領域を重視することが必要なのかについて、事項で詳しく説明させて頂きます。

第II領域を重視するべき理由

緊急の用事ばかりに簡単に反応し、人生の目的からそれていってしまう。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

期限が先のことって、つい後回しにしちゃうよね。

私たちは、緊急の活動に受動的に反応しますが、必ずしもそれが重要な活動だとは限りません。

例えば、「急に言われた雑事をこなす」「電話に出る」などは、緊急ですが必ずしも急いで対応しなくても良いことです。

第II領域の重要だが緊急でない活動は、今すぐやらなくても大きな支障が無いため、つい緊急だが重要でない活動よりも後回しにされがちです。

しかし、第II領域の活動こそ、自分を成長させてくれたり、問題の根本を解決するために、真に重視すべき活動です。

緊急の用事ばかりに対処している人は、言い換えれば「他人に振り回されるだけの無責任な人」です。

そういう人は、緊急の用事を全て片付けたら、後にはほとんど何も残っていないでしょう。

行動経済学の中にも、「双曲割引」と言って「人は遠い将来のことよりも、近い将来のことを優先する」という考え方があります。

また、第II領域の活動は、将来的に第I領域や第Ⅲ領域の活動を圧縮してくれる効果があります。

第II領域の活動で、問題の根本に働きかけたり、自身の成長を促すことで、緊急の活動は管理できる範囲まで減らすことができるのです。

さて、第II領域の重要性が分かった所で、次章では具体的なスケジュールの立て方を紹介します。

いつも緊急の用事に追われている方は、是非実践してみてください。

スケジュールの立て方【実践編】

一週間単位で計画する

一週間単位で計画するやり方が最適である。

本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
ハナハナ
ハナハナ

「重要度」を基に計画を立てるんだね。

第II領域の時間を確保するために、一週間単位で計画を立ててみましょう。

一日単位でスケジュールを立てている方もいると思いますが、それでは緊急のことばかり目についてしまいます。

ある程度予測ができて、長過ぎず短過ぎない一週間という単位が、第II領域の活動を盛り込んだスケジュールを立てるには丁度良いのです。

また、スケジュールとは溜まっている業務を処理する順番ではありません。

自分の価値観に照らし合わせ、重要度を基に優先順位を判断しましょう。

実際に、一週間という単位のスケジュールをこなしていると、心が試されるような場面がやってきます。

緊急だが重要ではない誰かからの頼まれごと第Ⅳ領域に逃げ込みたくなる誘惑など。

そのような場面でも、自分の価値観、方向性に照らし合わせて、重要度の尺度を忘れないようにしましょう。

自分の進むべき方向性が分からない方は、別の記事で「行動指針(ミッション・ステートメント)の重要性」を解説していますので、是非参考にしてください。

個人のミッションステートメントを作る必要性とは?
自己啓発本マイスターのハナハナです。皆さんは、行動を起こす際の具体的な指針を持っていますか?持っていないという方は、要注意です。問題が起きたり、迷いが生じた時に、動揺して道を誤る可能性があります。この記事で...

また、本書の中では一週間のスケジュール表や、書き方の具体例などが紹介されていますので、より詳しく知りたい方は読んでみてくださいね。

おわりに

今回は、【仕事で優先順位を正しく付ける方法】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第三の習慣を基に紹介しました。

自分の人生を主体的に生きるためには、ある程度活動をコントロールすることが必要です。

いつも忙しいと感じている人は、重要度の尺度で一度活動を精査してみましょう。

きっと、本当にやるべき事が見えてくるはずです。

次回は引き続き、第四の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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