自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、誰かの指示がないと動けない指示待ち人間になっていませんか?
自分の頭で考えて行動できないと、これから生き残っていくのは難しいです。
今回は、【「考える力」がつく3つの名言】を、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から紹介します。
目次
本:『人生の教養が身につく名言集』とは?
この本の内容を紹介するのは、今回で3回目になります。
「ライフネット生命 代表取締役会長」の著者が、「ビジネス界随一」と言われる、自身の読書体験の中から「人生の教養が身につく名言」を紹介している本です。
単に、「名言」を紹介しているだけでは無く、「自身の経験に照らし合わせた具体例」・「名言が生まれた時代背景」も併せて紹介されており、わかりやすく、スッと胸に入ってくる内容となっています。
記事では、本の中で紹介されている、「名言」のみを引用していますが、著者の解説も大変参考になります。興味のある方は、本の方も読んでみて下さい。
「考える力」がつく3つの名言
「言葉」や「先入観」に惑わされてはいけない。「データ」を基に考える
「手に入れたデータをすべて使わないで、その一部だけに基づいて判断をくだす裁判官があるとしたら、我々はどんな評価をくだすたろうか」
(アルフレート・ヴェーゲナー『大陸と海洋の起源』)
『人生の教養が身につく名言集』より
情報を見極める力が必要なんだね。
あなたが「常識」だと思っていることが、実際には何の「データの裏付け」も無く、間違っている可能性があります。
皆さんも身の回りを見渡してみて、一度、根拠となる「データ」を調べてみた方が良いかもしれません。
例えば、テレビを見ていると、毎日のように凶悪犯罪のニュースが流れています。
最近、「近頃は物騒だから、出歩くのが怖い」という声を聞きます。
では、実際の所「データ」ではどうなっているのか見てみます。
昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は前年比9万7597件(10.7%)減の81万7445件となり、4年連続で戦後最小を更新したことが7日、警察庁のまとめ(暫定値)でわかった。
時事ドットコム(https://www.jiji.com/sp/graphics?p=ve_soc_police-criminaloffense)より
上記のように、刑法犯の認知件数は減ってきており、16年連続の減少となっています。
情報を得た時に、何も考えずに信じてしまうと、最悪の場合には「悪意を持った他人」の、「情報操作」に利用されてしまう危険があります。
インターネットで簡単に情報が手に入る「今の時代」だからこそ、「情報を見極める力」が更に重要になってきています。
「人に説明する」を前提に、情報をインプットする
「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するに物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。」
(山本義隆)
『人生の教養が身につく名言集』より
情報は、どんどんアウトプットしよう。その日の出来事を家族に話すだけでも、頭の中を整理できるよ。
「人に説明する」を前提に、情報をインプットすると、「記憶の定着率」が格段にアップします。
何故、「記憶の定着率」が上がるかと言うと、人に説明する為には、内容を「自分の言葉で噛み砕いて理解」する必要があるからです。
人は、何の目的も無く情報をインプットすると、整理されないまま脳に記憶され、やがて忘れてしまいます。
「自分の言葉で噛み砕いて理解」することで、ただの「情報」が「知識」に変わる為、忘れなくなるということです。
「本」や「ブログ」の内容も、読むだけでは無く、「人に説明」したり「実行」することで、初めて、自分の知識に変わるのです。
「インプット」が無ければ、アイデアも生まれない
「人間は本質的に無知で、獲得という手段を通じて知識を得る」
(イブン・ハルドゥーン『歴史序説』)
『人生の教養が身につく名言集』より
情報を取り込む姿勢が大切なんだね。
新しい「アイデア」を生み出したかったら、とにかく「インプット」を増やしましょう。
「ヒット商品」や「発明」は、ほとんど既存のパターンの組み合わせです。
例えば、「イチゴ大福」は「イチゴ+大福」の組み合わせから生まれたヒット商品ですが、そもそも、「イチゴ」と「大福」を知らなければ生まれていないわけです。
「アイデアの材料」を増やす為に、どんどん「インプット」していきたいですね。
おわりに
今回は、【「考える力」がつく3つの名言】をテーマに、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から、参考になった「名言」を、紹介させて頂きました。
次回も、同じ本の内容を基に記事を書く予定ですので、よろしければご覧ください。
興味のある方は、本の方も読んでみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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