【名言5選と感想・あらすじ】君と会えたから・・・※ネタバレあり(喜多川泰)

この記事は約9分で読めます。
ハナハナ
ハナハナ

本:『君と会えたから・・・』を紹介します!

今回は、【『君と会えたから・・・』の名言5選と感想・あらすじ】を、本:『君と会えたから・・・』を基に紹介します。

この記事は、こんな人にオススメ!

・本:『君と会えたから・・・』の名言、感想、あらすじを知りたい

・『君と会えたから・・・』が好き

・ハナハナのオススメ本を知りたい

本:『君と会えたから・・・』とは?あらすじ

2006年に発売された喜多川泰さんのベストセラー小説です。

17歳の夏休みに、主人公のヨウスケは謎めいた美しい少女と出会います。

今まで平凡な生活を送ってきたヨウスケは、彼女の言葉に感化されて行動を起こし、大きく成長していきます。

次第に彼女に恋心を抱くヨウスケですが、ついに彼女の秘密を知ってしまいます・・。

少し昔の小説ですが、読みにくさは全くありません。

多くの自己啓発本を読んできた私ですが、参考になる考え方が多く、物語としても素晴らしくて、最後は泣けます。

ハナハナが自信を持ってオススメする一冊です。

『君と会えたから・・・』の名言5選と感想

やりたいことは1つにするべき?

将来やりたいことを一つに決めるっていうのは、誰と同じ生き方をするかを選んでるのと同じことだったんだ!

本:『君と会えたから・・・』より

今の時代、「将来やりたいことが無い」と考えている学生さんや、若い方は多数派だと思います。

でも、そう思っている人は本当に「やりたいこと」が無いのでしょうか?

例えば、「お金持ちになりたい」「運転手付きの車に乗りたい」「◯◯が欲しい」「人の役に立つ仕事がしたい」など。

実現できるか分からなくても、些細な「将来やりたいこと」は、誰もが少なからず持っていることだと思います。

でも、進路を考える時期になると、多くの人はその辺に転がっている手っ取り早い職業を見つけて、それが昔からの夢だったかのように思い込むようになります。

そして、本当にやりたかったことは、やりもしないうちに諦めて忘れてしまう。

でも、本当はやりたいことを諦める必要は無いし、一つに絞る必要もありません。

大きな成功を収める人は、自分のやりたいことを全て実現させようとして行動する人です。

『素直に勝る天才はなし』

成功した人は、その成功を手にするために多くの人の助けがあったことを知っているんだね

本:『君と会えたから・・・』より

成功する人は、素直な人です。

他人にアドバイスをした人は、自分の言ったことを素直に聞いて実行する人を助けようとしますよね。

素直な人の周りには、自然と協力者が集まってきます。

行き詰まった時には、一度頭を空っぽにして他人の助言に素直に従ってみましょう。

お金=ありがとう

お金を儲けるということは、〈ありがとう〉を集めるということだ

本:『君と会えたから・・・』より

『お金』=『ありがとう』という考え方。

この本の中で、私にとって最も参考になり、関心した箇所です。

例えば、100円のジュースを買ってもらった時は、相手にありがとうと言いますよね。

同様に、200万円の車を買ってもらった時も、相手にありがとうと言うと思います。

でも、100円の時と200万円の時では、ありがとうの大きさが全然違いますよね。

実は、相手に「ありがとう」と言う代わりにそれに見合った「お金」を払っているんです。

ジュースを貰ったら100円分のありがとうを、車を貰ったら200万円分のありがとうを相手に支払っています。

それでは、ここからが本題です。

時給1000円で働いている人が100万円稼ぐためには、合計で1000時間働く必要があります。

では、1時間1000ありがとうを貰う人が、100万ありがとうを貰うためにはどうすれば良いでしょうか?

ありがとうを増やすと考えると、短時間で多くの人に感謝される方法を考えるのではないでしょうか?

「時給」という枠組みで考えている人は、お金を稼ぐために「たくさんの時間働く」という考え方しか出来ません。

お金を稼ぐことって、本当はありがとうを集めることなんです。

職業は夢ではない?

ある職業に就くということは、自分の夢を実現するための一つの手段を手に入れるということでしかないと思うわ

本:『君と会えたから・・・』より

「職業」=「将来の夢」では無いというお話です。

例えば、あなたは子供の頃にプロ野球選手になりたかったとします。

何故プロ野球選手になりたかったか考えてみると、カッコいいから、お金持ちになれるから、有名になりたいから、というような理由があると思います。

でも、実際にプロ野球選手になっても、お金持ちや有名になれるのはトップのごく一部で、ほとんどの人は一軍にも上がれずにプロ野球選手を引退してしまいます。

お金持ちや有名になるだけなら、プロ野球選手以外にも無数の道があります。

つまり、プロ野球選手になることは、夢を叶えるための一つの手段に過ぎないということです。

一つの手段がダメでも、夢を諦める必要は全く無いし、夢を諦める言い訳にしてはいけません。

昨日まではできない。でも、今日はできるかも

昨日までできなかったという事実が、今日もできないという理由になんかならない

本:『君と会えたから・・・』より

今まで生きてきた数十年の人生の中でできなかったからといって、これからもできない理由にはなりません。

多くの場合、人の成長は時間に比例せず、ある一定の経験値を得た段階で、指数関数的に成果が現れます(成長曲線)。

例えば、私はこのブログを3年半続けていますが、丸2年間は1日に数人しか訪問者がいませんでした。

その期間は本当にしんどくて、時間をかけて記事を書いても誰も見てくれなくて、何度も辞めようと思いました。

しかし、2年を過ぎた頃から少しずつ訪問者が増えて、今ではお陰様で多くの方に見て頂けるブログに成長しました。

何事もそうですが、成果が出ない時って本当に苦しくて、しんどくて、辞めたくなると思います。

でも、そこで踏ん張って、少しでも良いから前進しようと努力する、辞めない人だけが成功できるんだと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

まだ『読んでいない』、もう一度『読み返したい』方はこの機会にぜひ!⬇︎

コメント

タイトルとURLをコピーしました