自己啓発本マイスターのハナハナです。
突然ですが、皆さんの部屋は
スッキリ片付いていますか?
一度片付けても、すぐに元の散らかった状態に戻っていませんか?
物が多くて、集中の妨げになっていませんか?
上記のような片付けの悩みは、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
片付けの際に、多くの人が見た目の綺麗さを重視していますが、それではすぐに元の散らかった状態に戻ってしまいます。
この記事では、
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「片付けをする際のマインド」
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「継続的に整理された部屋を手に入れる具体的な方法」
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「片付けが、人生をより楽しくするという考え方」
について紹介します。
出来るだけ理解しやすい言葉で、わかりやすく伝えるつもりですので、気楽に読んで頂ければ幸いです。
今回は、【心理学で部屋を綺麗に片付ける方法】を、本:『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を基に紹介します。
・部屋が汚い
・すぐに散らかった状態に戻ってしまう
・目標に集中できる環境を作りたい
目次
本:『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』とは?
メンタリストのDaiGoさんが、「片づけで人生を最大化し、幸福を手に入れる」をテーマに、片付けの技法を紹介している本です。
単なる片付け本とは違い、心理学の知識を駆使し、データの裏付けを基に書かれているため、とても信頼性の高い内容になっています。
この本を読み終えた後には、散らかっていた部屋と、散らかっていた心がスッキリと片付く道筋が見えてきます。
興味がある方は是非読んでみてくださいね。
片付け本を読むのは、この一冊で最後になるはずです。
片付けの目的とは?
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目標に向かって集中できる環境をつくる
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まずは、片付けの目的を整理することが大事なんだね。
片付けを始める前に、まずは片付けの目的について考えてみましょう。
この記事では、メンタリストDaiGoさんの言葉を引用し、片付けの目的を次のように定義します。
「片づけ=自分のリソースを目標に向かって集中できる環境をつくること」
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
片付けの目的はいくつか考えられますが、その中でも最も多いのは「部屋が散らかってきたから、元の状態に戻す」ということだと思います。
もちろんそれも間違いではありませんが、人生の最大化という面から見ると少しもったいない気がします。
例えば、あなたには人生の中で達成したい目標があるとします。
帰宅した時に、部屋が散らかっている状態と、部屋が整理されていて、どこに何があるか一目で分かる状態では、どちらが達成したい目標に集中できるでしょうか?
今回紹介するのは、単に部屋を綺麗にする方法だけではありません。
片付けによって、達成したい目標に集中できる環境を作り、人生を最大化させるということを、皆さんにお伝えします。
物を探したり、散らかった部屋のせいで集中力を奪われるのは、人生で最も貴重な時間という財産を自ら捨てているのと同じです。
人生を最大化し、より幸福になるためには、限られた時間やお金、注意力を本当に達成したいことに集中することが必要です。
今まで出来ていなかった人も、今日から片付けの力を借りて、自分の時間を取り戻しましょう。
次章では、片付けたいと思っていても、なかなか物が捨てられてない人の心理効果を紹介します。
早く具体的な片付けの方法が知りたい!という方は飛ばして貰っても構いません。
物が捨てられない3つの心理効果
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心理効果①:選択回避の法則
選択肢が多くなりすぎると人間はモノを選べなくなる
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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片付かないのは理由があるんだね。
一旦物が増えてしまうと、いざ捨てようと決意しても、どこから手をつければ良いのか、何を捨てれば良いのか迷いが生まれ、物を捨てられなくなります。
選択肢が増えることで、何も選べなくなる心理効果を選択回避の法則と呼びます。
例えば、レストランでメニューを決める時に、あれもこれもと悩んでいる内に、かなりの時間を費やした経験はありませんか?
それは正に選択回避の法則によるもので、メニューという選択肢が多い影響で、決断ができなくなってしまうのです。
お店によっては、本日のおすすめメニューを紹介したり、メニューを意図的に少なくしたりなど、選択回避の法則を乗り越える工夫がされている所もあります。
心理効果②:損失回避の法則
人間は自分が損をすることを非常に恐れる存在だということ
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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確かに、捨てるのって勇気がいるもんね。
人間は、何かを失ったり損をする事を苦痛に感じます。
そのため、損失を回避しようとする心理が働き、そのような心理効果は損失回避の法則と呼ばれています。
例え使わない物であっても、損失回避の法則が働くため、捨てる=損失という考え方になり、物が捨てられなくなってしまうのです。
心理効果③:保有効果
自分が一度所有したモノに、より高い価値を感じてしまうということ
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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長年使っているものって捨てにくいよね。
人間は、一度所有した物により高い価値を感じることがわかっており、その心理効果は保有効果と呼ばれています。
皆さんも、一度所有した車や思い出の品などに愛着が湧き、手放すのに抵抗があった経験はないでしょうか?
片付けをする際も、保有効果が働き所有している物に愛着が湧くため、手放すのに躊躇してしまうのです。
心理効果①〜③をまとめて現状維持の法則と呼びます。
①選択回避の法則
⇨選択肢が増えることで、何も選べなくなること
②損失回避の法則
⇨何かを失ったり、損失を回避しようとすること
③保有効果
⇨一度所有した物に、より高い価値を感じること
片付けをする際には、現状維持の法則をどのように乗り越えるかがポイントになるわけです。
次章では、3つの心理効果も踏まえて、具体的な片付けの方法を紹介します。
簡単にできる内容ばかりですので、是非実践してみてください。
もう失敗しない!片付け実践編
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頭の中を片付ける
「自分はどんな人生を送りたいのか」「自分が本当にやりたいことは何か」「自分はどんな未来を望むのか」
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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頭の中を整理しよう!
片付け実践編の第一歩として、まずは頭の中を片付けましょう。
考えるべきは、達成したい目標のために何が必要かです。
それだけでは抽象的すぎるという人は、目標をデイリータスクに落とし込み、理想の1日について考えてみましょう。
例えば、朝起きてランニングするなら、トレーニングウェアとランニングシューズを使う。
その後のストレッチでは、ストレッチ用マットが欲しいなど、必要な物を具体的に考えていきます。
片付けをする際に多くの人がやりがちなことが、不要な物を選ぶということです。
不要な物を選んでいくと、いつか使うかもしれない物や、苦労して買ったけど使っていない物まで残してしまいがちです。
本来、達成したい目標のために使わない物は不要です。
どんなに便利な物でも、使わない物は集中力の妨げになったり、スペースの無駄使いになってしまいます。
まずは頭の中を片付け、本当に必要な物を見極めましょう。
「お金を積まれても売りたくないもの」を残す
たとえお金を積まれても、ぜったいに売りたくないモノもあるはずです。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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そっか、お金に替えられない物が本当に価値あるものなんだね。
捨てにくい物に対しては、「誰かが買ってくれるなら売るか?」と考えてみましょう。
先程紹介したように、所有している物には「損失回避の法則」や「保有効果」が働くため、捨てたくないという気持ちが生まれます。
売ってお金を得ることができるとなれば、物を手放しやすくなり、お金を積まれても手放せない本当に大切なものだけを手元に残すことができます。
それで不要と判断した物は、オークションに出してお金に換えたり、それ以外の方法で処分しても構いません。
一度不要と判断すれば、心理的な抵抗はかなり軽減されます。
1イン2アウト
何かモノを1つ手に入れたときには、入れ替わりに2つのモノを処分することを徹底しましょう。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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物が減る仕組み作りが大事なんだね。
一度片付けても、知らない内に物が増えてしまうことってありますよね。
そういう人には、「1イン2アウト」がオススメです。
1イン2アウトとは、その名の通り物を1つ手に入れたら、2つの物を処分することです。
1イン2アウトを実践すると、不要な物が自然と減っていきます。
また、新たに物を買う時にも、「これを買ったら、何か2つ処分しないといけない」と考えるため、無駄な買い物が減ります。
継続的に綺麗な部屋を保つためには、「1イン2アウト」のように物が減っていくルールをつくることが重要です。
見せる収納を取り入れる
収納しているというよりはモノを飾っている、という感じになってきます。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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スペースがあると、つい詰め込みたくなるんだよね。
物は詰め込むのでは無くて、ディスプレイして見せる収納を意識してみましょう。
取り出しやすく、使いやすい収納にするためには、棚などのスペースの6割以下にする必要があります。
6割以下と言われても、想像つかない方が多いと思いますので、お店のディスプレイを参考にすると良いです。
お店の陳列は、お客様が取り出しやすいように、スペースの6割を目安に並べられているそうです。
6割収納は見た目も綺麗なので、並べる楽しさも生まれます。
まとめ買えで少量の良い物に統一する
ぐちゃぐちゃとした統一感のない環境で生活すると、人間の集中力は奪われるからです。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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統一感があると集中できるんだね。
身の回りの物は、まとめ買えで少量の良い物に統一しましょう。
例えば、食器を同じブランドの物にすれば、統一感が生まれ収納もコンパクトになります。
ちょこちょこ少しずつ買い足していると、手間が掛かり余分な収納スペースが必要になります。
また、部屋に統一感があると落ち着くため、作業の集中力が上がります。
イメージは、ホテルの部屋のように洗練された統一感です。
自分の部屋が、ホテルようになったら素敵だと思いませんか?
片付けは人生を楽しくする
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何も無いから集中できる、深く考える
「何もない」からこそ、人はより強く感じます。より深く考えます。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』より
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使わない物があると、集中力に悪い影響があるんだ。
人は、散らかった環境では高い集中力を発揮することができません。
極端に言えば、目的の物以外は何も無い空間をつくることで、初めて目の前のことに集中できるのです。
現代は、多くの情報を瞬時に得ることができますが、逆に集中しにくい環境になっているとも言えます。
私たちの周囲には、SNSの新着通知や電話の着信音など、こちらが何もしなくても、集中力を妨げるものに溢れています。
それに加えて、身の回りが散らかっていたら、集中して作業することなど出来ません。
目標に向かってリソースを集中することが、人生の最大化や幸せになることに繋がります。
この記事が、皆さんが幸せになるための一助になれば幸いです。
おわりに
今回は、【心理学の効果で部屋をスッキリ片付け!】を、本:『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を基に紹介しました。
本記事は、本:『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読んで、参考になった一部分を引用しています。
まだまだ紹介しきれていない部分がありますので、参考になった方は是非本を読んでみて下さいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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