自己啓発本マイスターのハナハナです。
人間関係って難しいですよね。学校の試験のように正解が無いんですよね。
今回は、【人間関係を良くする3つの心得】を、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から紹介します。
目次
本:『人生の教養が身につく名言集』とは?
この本の内容を紹介するのは、今回で2回目になります。
「ライフネット生命 代表取締役会長」の著者が、「ビジネス界随一」と言われる、自身の読書体験の中から「人生の教養が身につく名言」を紹介している本です。
単に、「名言」を紹介しているだけでは無く、「自身の経験に照らし合わせた具体例」・「名言が生まれた時代背景」も併せて紹介されており、わかりやすく、スッと胸に入ってくる内容となっています。
記事では、本の中で紹介されている、「名言」のみを引用していますが、著者の解説も大変参考になります。興味のある方は、本の方も読んでみて下さい。
人間関係がうまくいかない時の名言3選
絶対的に「良い人」「悪い人」は存在しない
「不思議なものは数あるうちに、人間以上の不思議はない」
(ソフォクレス『アンティゴネー』)
『人生の教養が身につく名言集』より
他の人を、極端に決めつけない方がいいんだね。。
【この人は「良い人」、この人は「悪い人」】と、他人のことを「決めつける」のはやめた方が良いでしょう。
例えば、普段はニコニコ接してくれる「仲間」だと思っていた人が、立場が悪くなりそうになると、突然「手のひら返し」されて「敵」になる、なんてことは良くあります。
人間は、その時々の状況によって、「いい人」にも「悪い人」にもなり得ます。
後で足元をすくわれない為にも、「人間関係は、一筋縄にはいかないもの」ということを、心得ておいた方が良いでしょう。
一緒にいて「楽な人」だけでは成長できない
「困難なことは、自己自身を知ること。容易なことは、他人に忠告すること」
(『ギリシア哲学者列伝』タレスの言葉)
『人生の教養が身につく名言集』より
色々な意見を聞くことが、成長に繋がるんだね。
自分にとって「楽な人」だけでは、成長するのは難しいかもしれません。「耳が痛いこと」を言ってくれる人と、関わることも必要です。
人は、無意識の内に「気の合う人」や「一緒にいて楽な人」を求めます。
しかし、それだけでは人間として成長するのは難しいでしょう。
なぜなら、「気の合う人」や「一緒にいて楽な人」とは、考え方が似ているため、自分の周りだけで凝り固まった「窮屈な発想」しかできなくなってしまうからです。
成長する為には、自分自身を客観的に見て、「自分に何が足りないのか」を知る必要があります。
自分で自分を知ることは難しい為、時には、「率直に批判してくれる人」と、積極的に関わっていくようにしましょう。
他の人から「褒められ」たり「認められる」必要は無い
「天知る、地知る、我知る、子知る」
(范曄『後漢書』)
『人生の教養が身につく名言集』より
自分が正しいと思えばそれでいいんだ。
他の人から「褒めて」もらったり、「認めて」もらう必要はありません。自分ができることを精一杯やれば、それで良いのです。
上記の名言は、中国の歴史書に載っている有名な言葉で、「悪いこと」でも「良いこと」でも、【天の神様】⇨【地の神様】⇨【我(自分)】⇨【子(他人)】の順番で伝わり、「他の人に知られるのは、一番最後」という意味です。
他の人から「褒められる」と、良い気分になると思いますが、他人に「自分の行動」が伝わるのは一番最後で、褒めるかどうかはその人次第です。
他人の言葉に期待するのはやめて、「天、地、我が知っていれば十分」と思うようにしましょう。
あなたの行動や評価は、あなた自身によって決めるべきなのです。
おわりに
今回は、【人間関係がうまくいかない時の名言3選】をテーマに、本:『人生の教養が身につく名言集』の中から、参考になった「名言」を、紹介させて頂きました。
次回も、同じ本の内容を基に記事を書く予定ですので、よろしければご覧ください。
興味のある方は、本の方も読んでみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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