自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、人間関係で以下のような悩みを持ったことはありませんか?
何であの人は、いつも嫌味しか言わないんだろう
せっかく気を使ってあげたのに、お礼の一言も無いのかよ
みんなやってるのに、何で自分だけ責められないといけないんだろう
他人と接していると、自分の思うようにいかなかったり、相手がこちらの期待したように動いてくれないことってありますよね。
「全ての悩みは人間関係の悩みである」と言われるように、多くの方が人間関係の悩みを抱え、ストレスを溜め込んでいます。
ストレスを正面から受け入れていると、最悪の場合鬱病などの精神疾患に繋がったり、日常生活に支障が出ることもあり、早い内に手を打つ必要があります。
ストレスの主要な原因である人間関係を0にすることは出来ませんので、ストレスとどう付き合っていくかが重要になってくるのです。
今回の記事では、本:『ストレスを操るメンタル強化術』を基に、職場での人間関係のストレスを解消!マインドセットとは?について紹介します。
ストレスって、考え方次第で自分を突き動かすエネルギーに変えることができるんです。
目次
本:『ストレスを操るメンタル強化術』とは?
メンタリストのDaiGoさんが、主に内向的な人向けに、ストレスに向き合い、ストレスを味方に付ける方法を紹介している本です。
ネガティブなイメージが強いストレスですが、その特性を知ることで、メンタルを強くするためのエネルギーに変えることができます。
本書は、心理学・脳科学による科学的な裏付けを基に書かれており、信頼性の高い内容になっています。
DaiGoさんの本に共通して言えることですが、誰にでもわかりやすく丁寧に書かれており、普段読書しない方にもオススメです。
興味がある方は是非読んでみてください。
ストレスは味方に出来る
ストレスは悪いもの?
スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガルは「ストレスは人を賢く、強くし、成功へと導きます」
『ストレスを操るメンタル強化術』より
成長するために、ストレスは必要なんだね。
まずは、ストレスは悪いもの?という所から考えていきます。
ストレスと聞くと、なんとなく嫌なイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、近年の研究では「ストレスは必ずしも悪いものではない。考え方次第では体に良い影響を与えることもある」ということがわかってきました。
例えば、ストレスが全く無い状態を考えてみます。
ストレスが全く無い状態というのは、全ての人・物が自分の思い通りになるということです。
そう聞くと、ストレスが無い状態も案外良いかも?と思うかもしれませんが、それは違います。
全てが自分の思い通りになるということは、自分の考えていないことや、想像出来ないことは起こらないということです。
つまり、これから先ずっと現状維持で、成長することも無いし、想定外のワクワクすることも起こりません。
人が成長したり次のステージに進むためには、未知のことに挑戦する必要があり、その際には必ずストレスが掛かります。
ストレスが掛かる状態でも、試行錯誤しながら前に進むことが、自分の成長や充実感に繋がります。
過度なストレスはいけませんが、適度なストレスは成長のためのエネルギーになります。
ストレスを解消するマインドセット
マインドセットとは?
「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるのではなくて、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えることなのです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
ストレスも考え方次第なんだね。
ここでは、ストレスをプラスに変える「マインドセット」についてお話します。
先ほど、ストレスは成長のためのエネルギーになるという話をしました。
ストレスは、考え方次第で毒にも薬にもなるため、ストレス=悪というマインドセットを変えることが重要です。
しかし、ただ単に「ストレスは成長のためのエネルギーになる」と言われても、すぐにマインドセットを変えるのは難しいと思います。
そのため次章では、具体的にどう考えれば良いのか、本の中で示されているマインドセットを変える5つの方法について紹介します。
どれも簡単にできますので、皆さんのストレス解消のために役立てて頂ければ幸いです。
マインドセット5つの方法
怒りをエネルギーに変換する
「いつか見返してやる」と考えて、怒りを成長のエネルギーに変えるようにしましょう。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
怒りを推進力にするんだ。
まずは、怒りが原因のストレスを変換するマインドセットです。
相手の言動に対して怒りが湧いてきた時に、怒りの感情を成長のエネルギーに変えるのです。
例えば、ガソリンの燃料ゲージを想像してみます。
怒りの度合いに合わせて、自分の中にある燃料ゲージのメーターが上がっていきます。
そのように考えることで、相手への感情が薄れて怒りの感情が行動のためのエネルギーに変換されます。
怒りの感情を相手にぶつけても、状況は良くならないどころか、ストレスが溜まることの方が多いです。
このマインドセットを実行することで、ネガティブに捉えがちな怒りの感情を、ポジティブに変換することができます。
成功を自分の言葉に落とし込む
「人は成長できる。自分もこういうふうにしたら成功できるんだ」といった実感を、自分の言葉に落とし込むこと。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
ポイントは「自分の言葉」だね。
成功への道筋を、具体的な自分の言葉で落とし込んでみましょう。
皆さんも、偉人や一流のスポーツ選手が成功を収めるまでの体験談を、テレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。
決して簡単に成功したわけではなく、ほとんどの人が逆境を乗り越えることで成長し、大きな成果を掴み取っています。
そのような物語を知ると、「諦めなければ報われるんだな」「人間の成長ってすごいんだ」というような感想を持つと思います。
しかし、それを他人事で終わらせずに、自分が成長する物語に当て嵌めて、自分の言葉で紙に書き出してみましょう。
自己啓発本の名著『思考は現実化する』の中に、以下のような言葉があります。
人間の頭脳は、こうしたいと思ったことは必ず実現できる。
思考は現実化する_アクション・マニュアルつきより
人間が思ったこと、想像し得ることは必ず実現することができます。
ストレスとは直接関係無いのでは?と思うかもしれませんが、目標へ向かって努力していると、周囲の余計な雑音が気にならなくなります。
足の引っ張り合いをしていると感じたら、目標達成や自分の成長など、より高い視点で物事を見ることが必要です。
「嫌な人」を「成長させてくれる人」だと考える
イヤな相手を、「ストレスを与えてくれる人」と言い換えてみるのです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
苦手意識払拭!
嫌な人を、自分を成長させてくれる人と言い換えてみましょう。
先程述べたように、ストレスは自分を成長させてくれるエネルギーになります。
これからは、嫌な人を恐れる必要はありません。
嫌な人は、自分が成長するために利用してやれば良いのです。
そうやって、心の中だけでもこちらが主導権を握れば、かなり気持ちが楽になります。
仕事の効用を自分に説明する
仕事が自分を成長させるものであることをしっかりと意識するのです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
仕事の効用を意識してみよう。
仕事でストレスが掛かっている場合には、仕事の効用を自分に説明してみましょう。
スタンフォード大学の研究では、同じ肉体労働の仕事でも、消費カロリーと健康への効果を説明されたグループだけに、エクササイズとしての効果が生じたそうです。
つまり、仕事の意義を理解することで、その効果が高まり、やりがいや成長に繋がるのです。
今の仕事が自分にとってどのような成長に繋がるのか、改めて考えて見ましょう。
ストレスを言葉にする
ストレスがたまっていると感じたときに、それを口に出すのです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
モヤモヤの正体が分かれば、対策も立てられるよね。
ストレスを感じた時に、それを言葉にしてみましょう。
例えば、「あー、ストレス溜まってきたー」と言ってみます。
人は、頭の中だけでモヤモヤ考えている時に1番ストレスが溜まります。
ストレスを口に出して、客観的に認識できるとかなり軽減されます。
近年注目を集めている瞑想やマインドフルネスも、この認識の力を利用しています。
おわりに
職場での人間関係のストレスを解消!マインドセットとは?を本:『ストレスを操るメンタル強化術』を基に紹介しました。
たかがストレスと侮っていると、後々大変なことになるかもしれません。
マインドセットを活用し、早めに対処しましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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