【「子供の個性を伸ばす」6つのヒント】小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育てをレビュー

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自己啓発本マイスターのハナハナです。

子育て中は悩むことばかりですよね。

私も、二児の父として日々悩みながら子どもたちと過ごしています。

でも、個人的には、悩みながら前に進んでいく時間も大切だと思っています。

親も子も育児初心者ですので、一緒に成長していけばいいかなと思います。

今回は、【子供の個性を伸ばす6つのヒント】を、本:『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』を基に紹介します。

この記事は、こんな人にオススメ!

・子どもにはのびのび育って欲しい

・子育てで悩んでばかりいる

・みんなどのように子育てしているか知りたい

本:『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』とは?

小児科医として、36年間子どもと接してきた著者が、自身の経験から子育てについて語っています。

著者は、「特別なことをしよう」と言っているのでは無く、「子どもの成長を暖かく見守ろう」というスタンスです。

本の中には、「あまり無理しないで、子どもと自然体に接すれば良いんですよ」という優しいメッセージに溢れています。

私もこの本を読んで、今まで肩に入っていた力が、スッと抜けた気分になりました。

「うちの子大丈夫かな?」とか「子育てに疲れた」と思っている方には是非オススメな本です。

「子供の個性を伸ばす」6つのヒント

子どもの待っている力を信じて、見守ってあげましょう

生まれてきてくれたわが子の底力を信じて、成長していく姿を楽しみに見守ること。

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

遺伝子の持つ力は凄いんだね。

子どもの生まれ持った力を信じて、見守ってあげましょう。

子どもの元々持っている力って凄いんです。

何も教えなくても、生まれた時から手を伸ばして、握って、おっぱいを飲んで。

私の子どもも、教えてもいないのに、どんどん色々なことを吸収して、成長していきます。

親としては、子どもの成長が嬉しくもあり、少し寂しい気持ちもありますが。

著者の高橋さんも、今までたくさんの子どもと接してきて、「もうだめかも」という状況に陥っては、奇跡的な瞬間に立ち会い「遺伝子が描いたシナリオ」を実感してきたそうです。

今、皆さんが接している子どもも、親も、そのまた親も、数え切れないほど昔から受け継いできた遺伝子を宿しています。

皆さんも、子どもの能力を信じて、穏やかに子育てしてみませんか。

私は、生まれ持った子どもの能力を信じて、暖かくサポートしていくというスタンスを取っています。

子育てにも、色々な考え方があると思いますが、子どもがそのように、のびのびと育ってくれれば、今の時代に必要とされている「自分の頭で考える力」が身につくのでは無いかと期待しています。

情報に振り回されるのはNG。「◯◯しなければ」に注意しよう

持って生まれた才能や個性をそのまま花開かせてあげればいいだけ。

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

情報に振り回されないように注意しよう。

情報に振り回されないように、注意しましょう。「◯◯しなければ」は要注意です。

子育てをしていると、不安になって、SNSやネットで色々なことを調べたくなりますよね。

有益な情報も多いですが、気をつけないといけないこともあります。

特に、「◯◯しなければ後で後悔する」といった内容です。

例えば、「クラシックを聞かせると頭が良くなる」「ロックを聴かせるとリズム感が良くなる」といったことです。

著者の高橋さんも言っていますが、一番の胎教は、お母さんがお腹の赤ちゃんに、愛情を持って話しかけることです。

お母さんがクラシックを聴きたければ、クラシックを聴けば良いし、ロックを聴きたければ、ロックを聴けば良いのです。

悪いのは、「◯◯しなければいけない」と、そのことがお母さんにとってストレスになることです。

お母さんが好きなことを好きにやっていれば、そのことは子どもに伝わります。

大抵のことは何とかなるのです。情報に振り回されずに、穏やかに幸せを感じることが、子どもにとっての幸せになるのです。

「母乳orミルク」お母さんが穏やかに接することが出来る方で良いんです

母乳かミルクかにこだわるより、おかあさんの気持ちの穏やかさを大切にしてはいかがでしょうか。

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

お母さんの気持ちが大事なんだね。

「母乳orミルク」は、お母さんが子どもと、穏やかに接することができる方で良いんです。

子育てをしていると、よく「母乳で育てた子は元気に育つ」というようなことを耳にします。

そういう言葉があるせいか、「私は母乳が出なくて…」と、自分を責めてしまうお母さんもいるようです。

もちろん、母乳にも栄養バランス等良い面はありますが、必ずしもこだわる必要はありません。

「何としても母乳をあげなければ」と思い詰めるよりも、笑顔でミルクをあげる方が、子供にとっては何倍も良いです。

他にも、「離乳食は全て手作りで」とか、「オムツは布じゃなきゃ」ということも言われますが、それも同じことです。

ネットで言われる真偽不明のことは気にしないで、お母さんが穏やかに、納得した方を選べば何も問題はありません。

子どもにとって一番良いのは、お母さんが何の心配もせずに、笑顔で接してくれることなんですよ。

焦って早期教育をする必要はありません

人よりちょっと早くできるようになるだけ。早期教育はほとんど意味がありません。

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

焦りは禁物だね。

焦って早期教育をする必要はありません。

昨今のテレビでは、早期教育の素晴らしさが取り上げられることがあります。

全員バクが転ができる幼稚園や、大人顔負けの頭脳を持った天才小学生など。

その全てが悪いとは言いませんが、そういう情報を得て、「うちの子にもやらせないと」と焦る必要はありません。

著者は「あとで後悔したくない症候群」と呼んでいるように、焦って教育しても、一時期は周りより一歩先に進んでも、半年や一年後にはほとんど変わらなくなります。

むしろ、親が焦って、ストレスが溜まったり、詰め込まれすぎた子どもが、爆発してしまう方が悪影響です。

私は、早期教育に時間を掛けるなら、外で遊んで、土の匂いや手触りを感じたり、自然の中で生の体験をさせる方が、よっぽど有意義だと思います。

子どもには、子ども時代にしか感じることができない感性があると思います。

そういう生の体験を、夕飯の時などに話題にして、自分の感じたことを、自分の言葉で言えるように成長して欲しいなと個人的には思っています。

目的は教えることです。叱りすぎないで

叱るときは「ほめ 9」対「叱り 1」の割合を憶えておきましょう。

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

何事も信頼関係が大事なんだ。

子どもを叱りすぎないように注意しましょう。

子どもと過ごしていると、つい叱りたくなる場面に多く遭遇すると思います。

ご飯中に床に食べ物をこぼしたり、早く家を出ないといけないのに、全然動こうとしなかったり。

子どもに何度注意しても、言うことを聞かずに、ストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、ダメな事はダメと注意することは必要ですが、いつも怒鳴ってばかりいると、子どもは聞く耳を持たなくなってしまいます。

叱る時は、「ほめ 9」対「叱り 1」の割合にすると、子どもは聞く耳を持つようになるそうです。

自分のことを考えた時にも、怒ってばかりいる人の話しは、聞く気にならないですよね。

まずは褒めてあげることで、「私はあなたのことを理解しているよ」というメッセージを送るのです。

そうすることで、子どもは「認められた」と思い、言うことを聞くようになるのです。

私の場合は、「ほめ 9」対「叱り 1」が出来ているかと言われれば、叱りの割合が多くなってしまうので、今後は気をつけたいと思います。

勉強より大事なこととは?

自分を好きでいられること(自己肯定感)、自分で決めること(意思決定力)、他者をいたわること(共感力)、

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』より
ハナハナ
ハナハナ

子育てで大事なことって何だろう?

私は今まで、子育てをしていく上で、勉強よりも大事なことがあると思っていました。

著者の言っている3つの言葉が、私の頭の中で何となく考えていたことを、言葉で表現してくれていると感じましたので、紹介させて頂きます。

①自分を好きでいられること(自己肯定感)

自己肯定感とは、自分をポジティブに認めてあげることです。

自己肯定感が強ければ、自分のことを信じて、前向きに努力しながら成長することができます。

反対に、自己肯定感が低いと「どうせ自分なんか…」と考え、人生を前向きに歩めなくなってしまいます。

私は、自分の子どもには、楽しく前向きに成長して欲しいと思っていますので、なるべくポジティブに子どもを認め、自己肯定感を育んでいって欲しいと思っています。

②自分で決めること(意思決定力)

私のブログでも度々言っていることですが、自分の考えを持って、物事を自分で決めることは、これからの時代非常に重要です。

「あれをやりなさい。これをやりなさい」では無くて、なるべく子どもに考えさせて、自分で考える力を付けさせたいと思っています。

③他者をいたわること(共感力)

他者の立場に立って行動することは、大人でも出来ている人は少ないのではないでしょうか。

私も、頭ではわかっているつもりですが、自分を優先してしまうことが多いです。

「他者の役に立ったと思えた時にのみ、幸せを感じられる」という言葉がアドラー心理学にありますが、確かにその通りだと思います。

私も、子どもの世話をしている時は、幸せを実感しています。

まずは、私自身が子どもに共感して、お手本を示せるようにしたいと思っています。

おわりに

今回は、【子供の個性を伸ばす6つのヒント】を、本:『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』を基に紹介しました。

親が穏やかに子どもと接するのは、とても大事なことだと思っています。

親に余裕が無いと、そのことが子どもにも伝わり、子どもも不安定になってしまいます。

様々な情報が溢れている今だからこそ、一度情報を遮断して、ドーンと構えて子育てすることも必要なのかなと思います。

偉そうなことを言ってますが、私もまだまだ育児初心者ですので、試行錯誤しながら、前に進んでいきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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