自己啓発本マイスターのハナハナです。
仕事、人間関係、将来の不安など、生きていると多くの悩みに直面しますよね。
この記事では、そんな皆さんの悩みを減らす考え方を紹介します。
少しでも、皆さんの心が軽くなれば幸いです。
今回は、【悩みが頭から離れない!反応しない6つの方法】を、本:『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』を基に紹介します。
・頭の中が悩みでいっぱいになってしまう
・つい他人と比較してしまう
・悩みから解消されたい
目次
本:『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』とは?
東大法学部卒業で“独立派”出家僧の著者が、悩みが消えるブッダの超合理的な考え方を紹介している本です。
ブッダと言っても、宗教的な要素はほとんど無く、悩みの本質を解決する具体的な方法論を提示しています。
仕事や人間関係などの生き方全体をテーマとしており、誰でも身近な生活の中に落とし込める内容となっております。
とても読みやすいので、興味がある方は是非読んでみてくださいね。
悩みに反応しない6つの方法
悩みを理解する
「受け入れる」のではなく、「ある」ものを「ある」と理解するだけです。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
![ハナハナ](http://rakudokusyo.com/wp-content/uploads/2021/09/B1AA111C-D147-4C26-A9D9-55397CB9F71A.png)
悩んでいることを理解するだけで、気持ちは楽になるんだね。
自分に悩みがあることを理解すると、気持ちが楽になります。
人は、満たされない気持ちを自覚できず、頭の中がモヤモヤしている状態が1番苦しいんです。
自分が悩んでいることを認めるのは辛いと思うかもしれませんが、それを認めないとモヤモヤはいつまでも無くなりません。
悩みを自覚することで、これからどう対処するか考えることができます。
まずは悩んでいることを認め、悩みの原因を突き止めることが重要です。
悩みを無理に受け入れる必要は無く、悩みがあるという事実だけを認識してみましょう。
ブッダの考え方では、まず「人生には悩みが付き物」という現実を受け入れ、その悩みは「きっと解決できる」と考えます。
無駄な反応を抑える3つの方法とは?
①言葉で確認する。②感覚を意識する。③分類する
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
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心の状態を知るのが大事なんだ。
心の状態をチェックする習慣をつけることで、日頃のストレスや怒り、落ち込みなどの無駄な反応を抑えることができます。
本の中では以下の3つが紹介されていました。
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③分類する
①言葉で確認する
現在の心の状態を言葉で確認する方法です。
例えば、仕事で残業をして疲れていたら「私は疲れている」、上司に怒られて落ち込んだら「私は落ち込んでいる」と言葉で確認していきます。
この言葉で確認することを日常の動作でもやってみます。
ご飯を食べていたら「ご飯を食べている」、顔を洗っていたら「顔を洗っている」というように、動作や心の状態を言葉で確認する習慣をつけてみます。
実際にやってみると、イライラやストレスなどの無駄な心の反応から抜け出すことができます。
②感覚を意識する
感覚を意識して心をリラックスさせる方法です。
まず、目を閉じて鼻から息を吸って吐いてみましょう。
呼吸する時の空気の流れに意識を集中してみます。
空気が鼻から入って喉、胸、お腹に通り次は逆の順序で鼻から出ていくのが分かると思います。
続いて目を閉じたまま手のひらを合わせてみます。
親指、人差し指、中指、両手のそれぞれの指が触れて熱を持っているのを感じることができるでしょう。
このように、日頃無意識に動かしている体の感覚を意識するようにします。
最近では「マインドフルネス」とも呼ばれますが、体の感覚や意識を向けることで、無駄な心の反応を沈め心を落ち着かせることができます。
③分類する
心の状態を、3つの分類に分けて理解する方法です。
①の「言葉で確認する」と似ていますが、心の状態をより整理しやすくなります。
本の中では、「怒り」「妄想」「他人に求め過ぎる心」に分類分けするとされています。
過去に同じ分類の心の状態があれば、すぐに理解できるようになります。
「判断」は妄想である
「判断は、アタマの中にしか存在しないから妄想である」
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
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余計な判断は、自分を苦しめることにもなるんだね。
ブッダの考えによると、「判断することは妄想である」とされています。
例えば、他人の意見に対してあなたが「それは悪いことだ」と思ったとします。
しかし、本来は他人の意見に良いも悪いも無く、その判断をすることは誰にもできないということです。
あなたが悪いと思っても、それは完全に主観的なものでそこに正解は無いんです。
判断とは実態の無いもので、人の頭の中で作り出した妄想なのです。
また、判断することは多くの悩みを生みます。
「自分は出来る人間だ」「自分はなんて駄目な人間なんだろう」というのも判断(妄想)です。
苦しみを生む判断を手放し、心を楽な状態へ持っていきましょう。
他人との比較は妄想である
比較という心の働きは、そもそも実在しない、バーチャルな妄想でしかないこと
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
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他人と比較してもしょうがないもんね。
他人と比較することも無駄な判断(妄想)です。
自分を周りと比べて「私は何でこんなにできないんだろう」と責めてしまう人もいると思います。
しかし、他人と比べた所で自分の状況が変わる訳ではありません。
他人との比較は単なる時間の浪費でしかありません。
そんな無駄なことはやめて、自分のことだけを考えましょう。
他人と比べたり、認められなくても、本来は自分が納得できればそれでいいのです。
幸せの鍵は貢献にある
「貢献こそが大切」「役に立てればよい」という思いが生まれます。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
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他人の役に立つのって気持ちいいもんね。
行動の指針として「貢献」を考えるようにすると、自身の幸福度が上がります。
アドラー心理学では、人間が幸せを感じるのは「貢献感を得た時」とされています。
人の役に立てたと思えた時って、嬉しい気持ちになりますよね。
もしもあなたが選択に迷った時は、どちらが他人に貢献できるかを考えてみましょう。
普段からそのように考えていると、自然と自分も幸せになることができます。
仕事をしている時も貢献について考えるようにすると、自分が働いている意味が見つかるかもしれませんよ。
迷ったら目を閉じる
そんなときこそ、しばらく「目を閉じて」みてください。呼吸を感じてください。暗がりを見つめてください。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』より
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目を閉じると心をリセットできるんだ。
頭の中がごちゃごちゃしたり、考えがまとまらなかったら、一旦目を閉じて呼吸に集中してみましょう。
どんなに心の状態を把握するよう訓練しても、不安や苦しみが襲ってくることは必ずあります。
そんな時は心の状態をリセットするために、目を閉じて情報を遮断します。
辛くなったら何度でもそうして、心を正しい状態に戻してあげれば良いんです。
他のことは忘れても、
「心が乱れたら、目を閉じて心の状態をリセットする」
これだけでも覚えておくと良いですよ。
おわりに
今回は、【悩みが頭から離れない!反応しない6つの方法】を、本:『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』を基に紹介しました。
心の状態を意識するだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。
この機会に、ご自身の心と向き合ってみてはどうでしょうか。
きっと、今まで見えなかったものが見えるようになりますよ。
皆さんの抱えている悩みが少しでも軽くなれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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