自己啓発本マイスターのハナハナです
皆さんは、瞑想についてどんなイメージを持っていますか?
近年、グーグルなどでも取り入れられ「マインドフルネス」という名前でも注目されていますが、詳しいやり方や効果については、知らない方が多いと思います。
中には、「宗教的なイメージから敬遠している」という方もいるのではないでしょうか。
そのように、まだまだ一般的では無い瞑想ですが、実は近年の研究で瞑想が脳に良い影響を与えることがわかってきました。
今回の記事では、【瞑想で脳は変わる!効果と具体例】を、本:『ストレスを操るメンタル強化術』を基に紹介します。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたも瞑想したくなっていますよ。
目次
本:『ストレスを操るメンタル強化術』とは?
メンタリストのDaiGoさんが、主に内向的な人向けに、ストレスに向き合い、ストレスを味方に付ける方法を紹介している本です。
ネガティブなイメージが強いストレスですが、その特性を知ることで、メンタルを強くするためのエネルギーに変えることができます。
本書は、心理学・脳科学による科学的な裏付けを基に書かれており、信頼性の高い内容になっています。
DaiGoさんの本に共通して言えることですが、誰にでもわかりやすく丁寧に書かれており、普段読書しない方にもオススメです。
興味がある方は是非読んでみてください。
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瞑想は脳を鍛える
瞑想は脳を鍛える
前頭葉は意志力や集中力を生み出し、自己コントロールを維持するという役割を持っています。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
瞑想には脳を鍛える効果があるんだね。
瞑想をすることで、脳の前頭葉という部分を鍛えることができます。
前頭葉とは、ちょうど額の裏側にあり、集中力や自己コントロール能力を司っている部分です。
瞑想を行っている間は、前頭葉に血流が集中し発達を促します。
筋トレを行う時に、筋肉に血流が循環し発達するのと同じように、瞑想は前頭葉のトレーニングの役割を担っています。
瞑想は、単なる気分の改善や精神的な効果だけではなく、脳を細胞レベルで発達させるのです。
これまで瞑想と言うと、宗教や精神世界に興味がある一部の人にしか知られていませんでした。
しかし、近年ではアメリカIT大手のグーグルが取り入れるなど、瞑想への関心が急速に高まっています。
瞑想の効果が広く知られるようになり、主に集中力を必要とするビジネスパーソンを中心に広まってきています。
続いては、瞑想の簡単なやり方について紹介します。
瞑想は、専門的な知識が無くても、独学で手軽に始められるので安心してください。
瞑想の簡単なやり方
背筋を伸ばして、自分の呼吸を意識する。基本的には、瞑想でやることはそれだけです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
難しそうだと思ってたけど、案外簡単にできるんだね。
瞑想にはいくつか種類がありますが、今回は一番基本的で簡単なやり方を紹介します。
「たったこれだけ?」と思う方もいるかと思いますが、瞑想の基本は「座って、目をつぶり呼吸に意識を向ける」だけです。
最初の頃は、「呼吸に意識を向ける」と言われても、色々なことを考えてしまうと思います。
しかし、何か別の考えが思い浮かんでも自分を責めずに、またゆっくり呼吸に意識を向けるようにしましょう。
瞑想と言うと、「頭の中を空っぽにする」と思われがちですが、それは間違いです。
大事なのは、今、この瞬間に意識を向けることです。
瞑想をしていると、吸う時の空気は冷たく、吐く時の空気が温かいことや、どのくらいの量の空気が肺に入ったかなど、普段意識しないことに気づきます。
そのようにして、体の現在の状態に意識を向けるのです。
人間は、放っておくと無意識に過去や未来のことを考えてしまいます。
過去に起こった失敗や、未来への不安を考えることで、脳は次第に消耗し集中力は削られていきます。
瞑想中は、過去や未来のことを考えるのは一旦やめて、今、この瞬間に意識を戻してあげましょう。
瞑想の具体的な効果とは?
瞑想の効果が出るまでの時間
合計時間がおよそ3時間を超えると、効果が出ると言われています。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
瞑想が脳に良いのは分かったけど、どのくらい続ければ良いの?
たった3時間で効果が出てくるんだよ。
瞑想は、3時間を超えたあたりで効果が出ると言われています。
本の中では、経過時間ごとの効果が紹介されていました。
瞑想は続ければ続けるほど、前頭葉をはじめとする脳を鍛えることができます。
ストレスや不安が減少する
しぼらく瞑想を継続すると、ストレスや不安が減少していくのが実感できます。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
瞑想をすると、メンタルが安定するんだね。
瞑想を継続すると、ストレスや不安な感情が減少します。
前頭葉は、感情や不安をコントロールする役割を持っています。
そのため、前頭葉が瞑想で鍛えられメンタルが安定するのです。
また、瞑想を続けていると自分の感情を客観的に見る力が養われます。
不安を感じても、「今、不安な感情になっているな」と気づくことで、その不安は自然と収まっていきます。
ブッタの考え方に、『「人生には悩み・問題がつきものなのだ」という現実を最初に受け入れてしまう』というものがあります。
不安な感情を、無理に「受け入れる」のではなく、あるものを「ある」と認識するだけで、その気持ちは随分スッキリしたものに変わっていきます。
自己嫌悪が減る
瞑想の集中状態は、自己嫌悪も減らしてくれます。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
瞑想のキーワードは、「今、この瞬間」だね。
瞑想は、自己嫌悪を減らしてくれます。
例えば、仕事などで失敗してしまった時に、「自分なんてどうせ・・」「◯◯さんはうまくできているのに」と、自分を責めてしまうことってありますよね。
自己嫌悪の感情が生まれると、いくら忘れようとしても、頭の中でいつまでも考えてしまうため、ストレスの原因になります。
瞑想は、「今、この瞬間集中する行為」ですから、過去の失敗や未来への不安から解放されます。
みなさんは、「今、この瞬間」に全力を尽くすことができていますか?
人生で最も貴重な「時間」という財産を、過去の失敗や未来への不安を考えるために浪費してはいませんか?
少しでも思い当たる方は、瞑想で自分の時間を取り戻しましょう。
副交感神経が活性化する
瞑想中はリラックスをもたらす副交感神経が活性化することも見逃せません。
『ストレスを操るメンタル強化術』よりあ
瞑想でリラックスしよう!
瞑想をすることで、副交感神経が活性化し、リラックスすることができます。
人の体の中で、血行や消化吸収、体温調節などをコントロールしているのが自律神経です。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けることができます。
現代は、昔に比べて体が休まりにくい環境になってきました。
本来体を休ませるべき時に、テレビを長時間見たり、スマホをいじっていたりすると、脳が興奮し交感神経が副交感神経に切り替わることができません。
交感神経が優位な状態では、布団に入っても寝付けなかったり、睡眠の質が悪くなるなど、充分な休息を取れないため日中のパフォーマンスに悪影響がでてしまいます。
瞑想をすることで、副交感神経が優位に働き、リラックスモードに入ることができるのです。
疲れが溜まっているという方は、ぜひ瞑想を実践してみてください。
ポジティブになる
ネガティブな人が、瞑想によってポジティブな考え方、態度に変わることができるのです。
『ストレスを操るメンタル強化術』より
ネガティブな人でも、瞑想を続ければポジティブになれるんだね。
瞑想を続けていると、ポジティブな考え方に変わります。
ネガティブな考え方の人は、「ネガティブな感情の処理能力が低い人」です。
瞑想で前頭葉が鍛えられると、「ネガティブな感情の処理能力が高く」なり、物事を自然とポジティブに考えられるようになります。
ネガティブは、性格の問題ではありません。
今まで無理だと諦めていた人も、瞑想で脳を鍛え、今日からポジティブ思考に変わりましょう。
おわりに
今回の記事は、【瞑想で脳は変わる!効果と具体例】を、本:『ストレスを操るメンタル強化術』を基に紹介しました。
瞑想は誰でも手軽に実践できますが、その効果は驚くべきものです。
一回やるだけでも、頭がスッキリするのを実感できるはずです。
さあ、後は実践あるのみ。
未経験の方は、今すぐにでもやってみましょう。
瞑想前、瞑想後は世界が全く違って見えるはずです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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