自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんの周りには、常に成果を出していて、周囲から一目置かれている人はいませんか?
そんな人に憧れを抱き、「私もそうなりたい!」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
実は、常に成果を出している人には、成長のために意識している共通の分野があるのです。
今回は、【自分を成長させる方法 意識したい4つの分野】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第七の習慣を基に紹介致します。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。
目次
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?
全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。
「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。
先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。
「自分を成長させている人」が意識する4つの分野とは?
目標達成に使える道具は「自分自身」のみ
あなたの最大の資産、つまりあなた自身の価値を維持し高めていくための習慣である。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
成果を出している人には、共通の習慣があるんだね。
目標達成のためには、常に刃を研ぎ自分自身の価値を高めていく必要があります。
私がそれを強く思うようになったのは、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の中の、とある寓話を読んだからです。
森の中で、1人の木こりが必死に木を切っています。
木こりの足はフラつき、今にも倒れそうになりながらも、最後の力を振り絞って刃こぼれしたノコギリを懸命に振り回しています。
その様子を見て心配になったあなたは、木こりに声を掛けてみました。
「疲れているようですね。少し休んでノコギリの刃を研いでみませんか?そうすれば作業が捗りますよ。」
それを聞いた木こりは、次のように答えました。
「俺は忙しいんだ!刃を研いでいる時間なんて無い!」
多くの人は、日々の緊急な用事に、ほとんどの時間を費やしています。
しかし、緊急な用事が必ずしも重要な用事だとは限りません。
木こりは、目の前の木を切ることを優先する余り、刃を研ぐことや休息するという重要な用事を怠っていました。
常に成果を出している人たちは、緊急では無いが重要な自身の価値を高める習慣を持っているのです。
そんな、常に成果を出している人たちが、成長のために意識している共通の4分野について、皆さんに紹介致します。
人生に立ち向かう時、目標に向かって行動を起こす時に使える道具は、自分自身の中にしかありません。
これら①〜④の分野を意識して、目標達成のために使える武器を増やしていきましょう。
次章では、それぞれ4つの分野の内容について解説していきます。
自分を成長させる4つの分野
第一の分野:肉体
「運動せずにいてもよい時間などない!」と思うべきなのである。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
運動は、すごくコストパフォーマンスが良い活動なんだね。
まず、最初に紹介する分野は「肉体」です。
学生時代、部活動などで体を動かしていた人でも、社会人になった後も続けて運動の習慣がある人は少数派でしょう。
運動が健康に良いことは、誰もが納得する事実です。
しかし、運動をしなくても直ぐに体調を崩すようなことは無いので、意識していないと運動の習慣は身につきません。
私たちは、運動の効果を正しく認識し、主体的に運動に取り組む必要があるのです。
また、運動の効果は一般的に言われている健康の面だけではありません。
運動をすると、心臓の機能を高め全身に血液を送り込みます。
もちろん、脳にも大量の血液が送り込まれ、脳の働きを活性化させます。
運動した後には、記憶力が20%上昇するという研究結果があるくらい、運動が脳に与える影響は大きいのです。
以下の記事で、運動と脳の関係を解説していますので、興味がある方は参照下さい。
運動を時間の浪費と考える人もいますが、その考えは間違っています。
一日たった数分の運動で、残りの時間を万全に過ごせるのですから、こんなにコストパフォーマンスの良い活動はありません。
そろそろ皆さんも、運動したくなってきたのではないですか?
あまり時間が無い方には、部屋の中でも出来る筋トレがおすすめです。
以下の記事で、筋トレのすごい効果について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
第ニの分野:精神
私の場合は毎日聖書を読み、祈り、瞑想することが精神の再新再生になっている。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
一度、頭の中を空っぽにしてみよう。
続いて紹介する分野は「精神」です。
精神が安定していない人は、すぐに怒ったり、何かに怯えていたり、常に不安を感じていたりなど、心がいつも波打っていて休まる暇がありません。
精神の分野で期待することは、頭の中を空っぽにして心の平和を得ることです。
頭の中を空っぽにして、無意識の独り言を止めることで、悩みが減り、今この瞬間に集中することができます。
それでは、どうやって頭を空っぽにするかと言うと、方法は人それぞれですが私は瞑想(マインドフルネス)をオススメします。
瞑想と聞くと、難しそうなイメージを持つ方も多いと思いますが、そんなことはありません。
やることは至ってシンプルで、「座って、目をつぶり、呼吸に意識を向ける」だけです。
たったそれだけで、集中力向上やストレス解消、最近の研究では、脳を細胞レベルで鍛える効果があることもわかってきました。
近年、瞑想への注目は非常に高まっており、アメリカIT大手のグーグルなどの一流企業でも取り入れられている程です。
瞑想の詳しいやり方や効果については、以下の記事で解説しています。
「精神」を鍛える方法は人それぞれ違いますので、瞑想や音楽鑑賞、森林浴など自分に合った方法で実践してみてください。
ちなみに、公園など緑が見える場所を5分歩くだけでも、ストレス解消効果が確認されていますので、自然の持つ癒し効果を利用するのも手です。
第三の分野:知性
継続的に学ぶこと、知性を磨き広げていく努力をすることは、知的側面の再新再生には不可欠である。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
インプットとアウトプットをセットでやるのが良いんだね。
続けて紹介する分野は「知性」です。
主体的に学び、知性を磨くことは、自分の価値を高めるために必要不可欠です。
多くの人は、勉強は学生がするものだと思っています。
そのため、学校を卒業した途端に全く勉強をしなくなる人も多いです。
子供には「勉強しなさい!」と言っている親が、テレビやスマホゲームに多くの時間を費やしている。
そんな光景は日本全国で見られますが、言われた側の子供は、勉強する気にはならないですよね。
勉強は、学生だけの特権ではありません。
社会に出てからの勉強は、経験を重ねてきた社会人のならではの視点が加わり、より実践的な学びの機会になります。
私がオススメする知性の磨き方は、王道ですが読書です。
特に、読む本に迷ったら古典を読むのをオススメします。
古典はただ単に古いものというわけではありません。
長い時代を経ても生き残り、現在でも多くの人に親しまれています。
哲学者の三木清も、古典について次のように語っています。
「古典を愛しないやうな真の読書家はなく、古典についての教養を有しないやうな真の教養人はない。」
古典には、時代が変わっても変わらない普遍的な価値があるのです。
また、読書する時にアウトプットを前提にして読むと、知識の定着率が向上します。
私も実践していますが、ブログやSNSで気に入った箇所を発信したり、ノートに書き写すだけでも効果があります。
読書するメリットや、インプット・アウトプットの方法について、以下の記事で解説していますので、是非参照ください。
第四の分野:社会・情緒
人に奉仕し、人の役に立つことも心の安定をもたらす。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
人との繋がりは大切にしないとね。
最後に紹介する分野は、「社会・情緒」です。
突然ですが、あなたは人が幸せを感じるのはどんな時か知っていますか?
心理学の巨人『アルフレッド・アドラー』は、幸せについて以下のように語っています。
「人は、誰かの役に立てたと思えた時にのみ幸福を感じられる。幸福とは、貢献感のことなのだ。」
人間は社会的な生き物で、他者と繋がっていたい、誰かの役に立ちたいという欲求を持っています。
その欲求を満たし、他者の役に立つことは、そのまま自身の心の安定に繋がります。
例えば、他者との繋がりを証明する以下のような研究結果が報告されています。
気心の知れた3人以上の友達がいると、人生の満足度は96%上昇する
孤独だった人の人間関係が充実すると、寿命が 15年延びる
良好な人間関係は、そのまま人生の満足度向上に繋がるということです。
現在、人間関係に悩んでいる方は、以下の記事で良好な人間関係を築く方法について解説していますので、どうぞ参考にしてみてください。
おわりに
今回は、【自分を成長させる方法 意識したい4つの分野】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第七の習慣を基に紹介しました。
各章ごとに、全7回に渡って解説してきた中で、非常に濃い内容を皆さんに紹介できたと思っています。
私自身もこの本に出会い、解説のために本を読み込んでいく過程で、多くのことを学ぶことができて感謝しています。
もっと詳しい内容を知りたい方は、是非本を読むことをオススメします。
この記事がキッカケで、本を読んで頂けたら、私としてはこれ以上の喜びはありません。
長々と喋ってしまいましたので、そろそろ記事の締めとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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