自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、自己啓発本を読んだことはありますか?
「自己啓発本を読んでも、結局何も変わらない」と言う人もいますが、それは自己啓発本の読み方を知らないからです。
年間100冊以上の本を読み、多くの自己啓発本を紹介してきた私が、【自己啓発本の身に付く読み方5選】を、本:『思考は現実化する』を基に紹介します。
自己啓発本の身に付く読み方5選
①メモをとる
アイデアは思いがけないところから出てくるものである 。
本:『思考は現実化する』より
読書ノートは、自分だけの財産になるんだね。
自己啓発本を読む時に、分からない言葉や自分の琴線に触れた言葉などをメモしておきましょう。
自分だけの言葉で埋め尽くされた読書ノートは、大切な財産になります。
ポイントは、少しでも良いと思ったらメモしておくことです。
人の記憶は非常に曖昧で、1時間後には54%の内容を忘れ、1日後には74%の内容を忘れてしまうと言われています。
せっかく読書したのに、全て忘れてしまうのはもったいないですよね。
私は、スマホのメモ機能を使って読書ノートをつけています。
デジタルデータで残しておくと、後で検索したり整理するのがとても楽なのでオススメです。
また、Twitterやブログなどでアウトプットする際にも、コピペするだけで良いので楽です。
読書をしている時、人の脳はリラックスしながらも非常に良い集中状態になります。
そんな時には、新しいアイデアを思い付いたり、想像力が発揮されやすい状態になります。
読書とは直接関係なくても、思い付いたことはとりあえずメモしてみましょう。
以下の記事で、想像力を発揮するメモの取り方を紹介していますので、興味がある方は読んでみてください。
②本に書き込む
ペ ージの余白に思いついたことを書き入れるのもよいだろう 。
本:『思考は現実化する』より
遠慮なく書き込んでみよう!
本の重要な箇所にマーカーを引いたり、余白に思い付いたことを書き込んでみましょう。
多くの人は、本に書き込みをすることに抵抗があるかもしれませんが、思い切って大胆に書き込んでしまって大丈夫です。
皆さんも、学校の教科書にならアンダーラインを引いたり、書き込みをした経験があるのではないでしょうか?
それと一緒で、言い方が悪いかもしれませんが、どんどん汚して自分だけの一冊を完成させましょう。
これは私の考え方ですが、本はインテリアではありません。
本を読む目的は、内容を吸収して目的の行動に活用することだと思っています。
教育学者の斉藤孝さんも、本に3色ボールペンで書き込むことを推奨しています。
私も、以前は本に書き込みながら読んでいましたが、現在はKindleのマーカー機能を活用しています。
気に入った箇所を指でなぞると、後で一覧として確認することができます。
また、マーカーした箇所がコピーできて、デジタルデータとして残せるので非常に便利です。
興味がある方は試してみてくださいね。
Kindleは、スマホのアプリからでも使えるAmazonの電子書籍です。
③自分の欲しいもの(目的)を意識する
読みながら自分の探しているものを知るためである 。
本:『思考は現実化する』より
目的を決めると、情報が集まりやすくなるんだね。
自己啓発本を読む時は、自分の欲しいもの(目的)を意識しましょう。
目的を意識すると、インプットの効率が格段に上がります。
皆さんは、カラーバス効果という言葉を聞いたことはありますか?
カラーバス効果とは、1つのことを意識すると、関連する情報が無意識に自分の元に集まってくるという心理効果です。
例えば、欲しい車がある時に、外に出るとその車が多く走っている感覚になるなど、人は目的に沿って無意識に情報を取得しています。
何となく自己啓発本を読んでいると見逃してしまう情報も、目的ありきで読むことで必要な情報が自然に集まってくるようになるのです。
私は、読書をする時に必ずアウトプットをする前提で読むようにしています。
皆さんにとって有益な価値ある情報は無いか?と、読み進めていると、自分自身の記憶の定着率も上がります。
身近なところでは、家族や友人に本の内容を話すなど、皆さんもアウトプットを意識してみてください。
読書の効果的なインプット・アウトプットの方法については、以下の記事で解説していますので、是非参考にしてみてください。
④1つでも行動に移す
たった一つのアイデアでも 、それが行動に移されれば 、あなたの人生が変わるということを覚えておいてほしい 。
本:『思考は現実化する』より
「行動あるのみ」だね。
自己啓発本で参考になったことは、1つで良いので行動に移してみましょう。
行動に移すのは、早ければ早い方が良いです。
本を読んでモチベーションが上がったら、本を置いて直ぐにでも実践してみましょう。
一万円札の肖像になった福沢諭吉も、知識と行動の関係について、以下のように語っています。
文字を読むことを知っているだけで、物事の道理をきちんと知らないものは学者とは言えない。
『現代語訳 学問のすすめ』より
知識は、行動することで初めて意味を成します。
本に多くのことが書かれていても、必ずしも全てを実践する必要は無く、1つで良いので実践してみましょう。
その1つの行動が、あなたの人生を変えます。
読書によってマインドセットが変わり、行動が変わり、人生が変わります。
マインドセットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
「時間がある時にやろう」の「時間がある時」は一生訪れません。
自己啓発本を読む時は、行動もセットとして考えるようにしましょう。
⑤どうやるかに注意を払う
よい自己啓発書は 「何をするべきか 」だけでなく 、 「それをどうやるのか 」についても教えてくれる 。
本:『思考は現実化する』より
具体的な方法まで落とし込むのが大事なんだ。
自己啓発本を読んだら、行動に移すのが大事と説明しましたが、次は具体的にどうやるかを意識してみましょう。
自己啓発本の中には、抽象的なことばかりで、「どうやるか」が書かれていないものも存在します。
せっかく自己啓発本を読んでモチベーションが上がっても、「どうやるか」が曖昧なままでは、結局行動に移すことは出来ません。
自己啓発本を読んで、抽象的な言葉で「分かったつもりになる」のが一番危険です。
古代ギリシャの哲学者ソクラテスの有名な言葉に、「無知の知」というものがあります。
「無知の知」とは、自分が知らないことを自覚しているという意味です。
無知な自分を自覚していれば、新たなことを学ぶ意欲や向上心に繋がります。
反対に、「自分は賢い」と思っている人は、学ぶ意欲が無く、成長も止まってしまいます。
成果を上げる人に共通の特徴として、「素直さ」があります。
変なプライドが無く、分からないことは素直に認めて質問するので、新たな知識を吸収して成長していきます。
皆さんも、自己啓発本を読んでいて少しでも曖昧な部分があれば、自分で調べたり誰かに聞くなどして、そのままにしないように注意しましょう。
自分が実践するところを具体的にイメージして、「どうやるか」まで落とし込むことが重要です。
おわりに
今回は、【自己啓発本の身に付く読み方5選】を、本:『思考は現実化する』を基に紹介しました。
自己啓発本は、私たちに多くのことを教えてくれます。
でも、実践しなければせっかく時間を掛けて読んでも意味はありません。
皆さんが、この記事を読んで1つでも行動に移し、「自己啓発本の素晴らしさ」を知って頂けたら、私としてはこれ以上の幸せはありません。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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