自己啓発本マイスターのハナハナです。
皆さんは、周囲と良好なコミュニケーションがとれていますか?
社会で生きていく上で、多くの方がコミュニケーションの課題を抱えていると思います。
実は今回、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を読んで、「共感」という考え方が、コミュニケーション能力の向上に大いに役立つことを学びました。
この、価値ある情報を多くの人に知って欲しいと思い、記事にしてみました。
今回は、【コミュニーケーション能力を高める「共感」の方法とは?】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第五の習慣を基に紹介します。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。
目次
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』とは?
全世界4000万部、国内240万部を誇るビジネス書の大ベストセラーです。
「人格主義」という考え方を軸に、時代や場所が変化しても、変わらない原理原則を、「7つの習慣」として身に付けることが出来ます。
先行きが分からない今だからこそ、多くの人に読んで頂きたい、そして道しるべになり得る一冊です。
やってはいけない4つのコミュニケーションとは?
まずは、やってはいけない4つのコミュニケーションについて皆さんに紹介します。
どれも、コミュニケーションが苦手な人にありがちな事例です。
4つの内の1つでも心当たりがある人は、相手の心に真に「共感」出来ているとは言えないでしょう。
コミュニケーション能力向上のために、自分の普段の考え方と照らし合わせてみてください。
ダメな自分に気づくことは、成長への第一歩になります。
テクニック頼みのコミュニケーション
相手はあなたの二面性、操ろうとする気持ちをかぎとるだろう。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
テクニックだけのコミュニケーションは、すぐにバレてしまうんだね。
1つ目は、『テクニック頼みのコミュニーケーション』です。
この記事を読んでいるような向上心溢れる皆さんなら、コミュニケーションのテクニックについて、調べたことがある方もいるのでは無いでしょうか?
相手の言葉を繰り返すオウム返しや、話を聞くときに頷くこと、相手の目を見て笑顔で答えるなど。
実際、どれも効果的なコミュニケーションのテクニックです。
ただし、相手の話を聞く気も無いのに、テクニックを使って印象を良くしようとしている人は注意が必要です。
テクニック先行で気持ちが入っていない場合、相手に簡単に見抜かれます。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
こちらの話に対して、不自然なまでの笑顔や頷き、感情のこもっていない返答など。
そんな相手に対して不審に思ったり、こちらを操作しようとする意図を感じたことがあると思います。
コミュニケーションの土台には、相手を心の底から理解したいという気持ちが不可欠です。
その上で、テクニックを活用すれば良好なコミュニケーションを取ることが出来るでしょう。
「理解されたい」という気持ちが強い
相手に自分をわかってもらえるかどうかは、あなたの日頃の行い次第である。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
まずは、相手を理解することが大事なんだね。
「理解されたい」という気持ちが強い人も、うまくコミュニケーションが取れない場合があります。
人は誰しも、他人に理解されたい、評価されたいという欲求(承認欲求)を持っています。
承認欲求を持つのは自然なことで、やる気や向上心に繋がります。
ただし、あまりにその気持ちが強いと、相手との関係においてマイナスに働くことがあります。
例えば、承認欲求が強いため、ひたすら自分のことを話して相手に話す隙を与えない人。
そんな人と話していても、聞いている側は退屈で、「またこの人と話したい」とは思わないですよね。
「理解されたい」という気持ちしか頭に無い人は、自分のことしか考えていない自分勝手な人です。
当然、そういう人は嫌われ、誰も寄り付かなくなります。
「理解されたい」と思ったら、まずは相手を理解することに集中しましょう。
2012年に、ハーバード大学が行った実験では、「自分のことを話す」という行為は、美味しいご飯を食べたり、お金を貰った時と同じくらい脳を興奮させるということが証明されています。
多くの人は、自分の話を聞いて欲しいと思っているんです。
相手の行動に自分を投影すること
自分のホームビデオを相手の行動に投影しているだけである。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
自分というフィルターを、一度外してみよう。
相手の行動に自分を投影している人は、周囲から「自分勝手」だと思われているかもしれません。
例えば、誰かが話しをしていると、
「そう!それわかる!私の場合はね‥‥」
というように、いきなり自分のことを話し始める人っていますよね。
一見、相手の話を聞いて「共感」しているように見えるかもしれません。
しかし、実際は相手の行動に自分のことを当て嵌めて、理解したつもりになっているだけ。
自分のことしか考えていないのです。
話をしていて、いつも話題を横取りされたら、話を続けたいとは思わないですよね。
相手の行動に自分を投影している人は、自分というフィルターを通した相手の表面的な部分しか理解することができません。
言うは易く行うは難しですが、真に相手の立場に立って理解しようとすることが必要です。
質問という名の詮索
一日中質問攻めにしたところで、相手にとって本当に大切なものはわからないだろう。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
質問のし過ぎも良く無いんだね。
過度な質問も、良好なコミュニケーションを阻む要因になります。
相手を理解したいと思って質問するのは全く悪くありませんが、度が過ぎるとそれは詮索になります。
例えば、日常の些細なことや、プライバシーに関わるようなことまで質問されたら、「何のためにそこまで聞いてくるんだろう」と、不審に思いますよね。
「詮索」というのは、自分が求める答えを得るまで何度でも質問することで、基本的に相手を操作しようとする意図を持っています。
もしも、そんな風に質問攻めにされたら、警戒して何も話したく無くなりますよね。
多くの場合、相手を質問攻めにしたところで、本当に必要な情報を得ることはできません。
上手な質問の仕方は、相手の感情に対して反応してあげることです。
言葉に出していない感情の部分に反応することで、相手は「この人は分かってくれている」と、徐々に心を開いてくれるようになります。
良好なコミュニケーションを取るためには、出来事よりも感情に注目することが重要なんです。
共感によるコミュニーケーションの原則
まず理解に徹すること
まず相手を理解する努力なら、いつでもできる。
本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
理解されたいと思う前に、理解する努力をしよう。
共感によるコミュニケーションの原則では、「まず、理解に徹する」ことが重要とされています。
先程紹介させて頂いた「やってはいけない4つのコミュニケーション」の事例は、どれも自分のことしか考えていない身勝手なコミュニーケーションの方法です。
コミュニケーションは、相手がいることで成り立つものですから、当然自分のことしか考えていない人は上手くいきません。
相手の話を真摯に受け止め、7つの習慣で言う「信頼口座の残高」を増やすことで、次第に信頼関係を築いていくことができるのです。
自分のことを理解してくれない人のことを、理解したいとは思わないですよね。
まずは、相手の言葉やちょっとした仕草の違いから、気持ちを読み取り、理解する努力をしてみましょう。
おわりに
今回は、【コミュニーケーション能力を高める「共感」の方法とは?】を、本:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の第五の習慣を基に紹介しました。
次回は引き続き、第六の習慣について解説しますので、是非読んで下さいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
☆この記事が参考になった方は、以下のブログランキングバナーをクリックして頂けると嬉しいです☆⬇︎
コメント